「直属の上司」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「直属の上司」とは?
「直属の上司」は、直接的な管理統括者である上司のことを表現する言葉です。
「直属」は「ちょくぞく」と読みます。
これは、「直接的に属すること」を意味する言葉です。
これは、指揮命令ルートや管理統括ルート上の、直接的な支配下にあることを意味します。
たとえば、会社組織で言えば、部長が課長を管理し、課長が係長を管理しているとします。
この場合、係長の直属の上司が課長であり、課長の直属の上司が部長になるのです。
また、たとえば他部門の部長は、職位の上では上司かもしれませんが、直属のという表現にはできないのです。
「直属の上司」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「直属の上司」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、顧客を訪問していたとします。
そこでは、自社の組織と体制図を説明していたのです。
このような場合には、「この者は、私の直属の上司にあたります」と述べるとよいでしょう。
これによって、自分の直接的な上司であることを上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「直属の」の使い方に注意するとよいでしょう。
これは、「直接的な」や「直轄の」などの類似表現があります。
それぞれ微妙に意味が違いますが、似たようなニュアンスで使用できる言葉でもあります。
使用する状況に合わせて、上手に使いこなすとよいでしょう。
「直属の上司」を使った例文
「直属の上司」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加えることで、自然な印象の表現を作成できるのです。
・『この者は、直属の上司がおります』
・『現在、我々の直属の上司が不在です』
・『こちらの山田が、私の直属の上司にあたります』
「直属の上司」の類語と敬語での言いかえ
「直属の上司」の類語と敬語を解説していきます。
「直属の上司」の類似表現
「直属の上司」の類似表現には、「直接的な上司」があります。
「直属の」と「直接的な」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「直属の上司」の敬語表現
「直属の上司」を単独で敬語にする事はできません。
これを敬語にする場合は、組み合わせる言葉で実現する必要があるのです。
たとえば、「直属の上司でございます」とすれば、丁寧語の「ございます」を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「直属の上司」は、直接的な管理統括者である上司のことを表現する言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
