この記事では「小生までご連絡ください」について解説をします。
「小生までご連絡ください」とは?意味
私まで手紙やメールをしてください、といった意味です。
「小生」は男性が自分のことをへりくだって言う語です。
男性が使うもので、女性は使いません。
また、多くは手紙の文章で用いられます。
「まで」は物事や動作が及ぶ到達点を意味します。
「浅草から新橋まで移動する」のような使い方をする言葉です。
「ご連絡」は「連絡」に「ご」をつけて敬意を表す表現にしています。
「連絡」は情報などを知らせることです。
「ご」をつけることで、その行為をする人に対して敬意を表しています。
「ください」は「くれ」の尊敬語で、相手に何かを求める意を表すものです。
「小生までご連絡ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手まで連絡をして欲しいときに使います。
「小生」は男性が自分をへりくだっていう語なので、「小生までご連絡ください」は男性が使います。
また、「小生」は手紙で使うことが多い言葉なので、口頭ではなく主に手紙で使われます。
へりくだっていう語ですが、目上の人に対して述べると失礼になることがあります。
自分と同等または下の立場の者に対して使うものであるため、目上の人に対して述べると、いばったように受け取られてしまう可能性があるのです。
自分のことを示す方法には、「鈴木まで」など名前を伝えたり、「わたしまで」と表現をしたりするものがあります。
こういった表現ならいばったようには受け取られません。
「ください」も使う場面に注意が必要です。
場合によっては上から目線のように感じられます。
それをする必要があるときには「ください」を使いますが、そうでない場合は別の表現を考えてみるとよいでしょう。
「~してくださると幸いです」「お願いできますか」などの表現ができます。
「小生までご連絡ください」を使った例文
・『○○については小生までご連絡ください』
「小生までご連絡ください」の返答や返信例
連絡をお願いされているので、この言葉を伝えている人に連絡をします。
手紙で使われることが多い言葉で、急ぎでなければ返事は手紙で出します。
急いでいる場合は、メールや電話で返事をしましょう。
手紙はいつ届くかわかりませんが、メールや電話ならすぐに届きます。
相手から何を伝えられたのかによって、返す言葉は変わってきます。
手紙などの内容について返事を出してください。
まとめ
この言葉は、話し手のところに連絡をして欲しいときに用います。
自分のことを指す言葉はいくつもあります。
言い方によっては失礼になるので、誰に伝えるのかにあわせて、言葉を変えることが大切です。