この記事では「お体の具合はいかがでしょうか」について解説をします。
「お体の具合はいかがでしょうか」とは?意味
体の調子はどうですか、という意味です。
相手の健康状態を気遣う言葉になります。
「お体」は、相手を敬ってその健康状態や体をいう語です。
「お」をつけることで、相手への敬いを示す言い方になります。
「具合」は、そのときの体のようすを意味します。
この場合は、よいか悪いかを尋ねています。
「いかが」は、状態や考えなどを尋ねるときに用いる言葉です。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を尋ねるときに用います。
「お体の具合はいかがでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、お見舞いをしたときや、手紙の中で用います。
同じ会社の人が体調を崩し、入院をしてしまいました。
そこで、お見舞いをすることにしました。
入院してから少し経っているので、体の状態は入院直後よりはよくなっていると思われます。
実際に会ってみたところ、顔色が少し良いように感じました。
しかし、まだ十分には回復していないと思われ、相手の健康状態が気になります。
そういったときにこのような言葉を使用します。
相手を気遣う意味が含まれる言葉です。
手紙の中では、最初の方で使用をします。
手紙には書き方があり、前文・主文・末文・後付けの4つのブロックで構成します。
この言葉は前文で書くものです。
前文では、拝啓などの頭語、時候のあいさつ、相手を気遣う言葉を書きます。
お見舞いの手紙の場合は、相手への気遣いを示すことが大切です。
体調によっては、時候のあいさつは省きます。
お見舞いの手紙では、忌み言葉を使わないように気をつけてください。
病気、死、寝つく、終わるなど、病気や怪我が繰り返されることや、長引くことを予感させる言葉は使わないようにします。
「お体の具合はいかがでしょうか」を使った例文
・『お体の具合はいかがでしょうか。今はゆっくりとお休みになってください』
「お体の具合はいかがでしょうか」の返答や返信例
お見舞いをしてくれたときには、お見舞いをしてくれたことや、気遣いを示してくれたことにお礼を伝えます。
体調が悪いと気持ちがぎすぎすしてしまいやすいですが、わざわざお見舞いに来てくれているので、温かい心を示すように心がけます。
手紙の場合は返事を書けないことがあると思います。
体調が悪ければ無理をする必要はありません。
まとめ
この言葉は相手の体調を気遣うもので、お見舞いをしたときや手紙の中で使用をします。
体調が悪いときには気持ちが落ち込みやすくなるので、相手の気持ちに配慮した言葉遣いをするように気をつけましょう。