「追って」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「追って」とは?
「追って」は、「追いかけて」が変形したものであり、「後ほど追加で」のような意味を持ちます。
たとえば、「追ってご連絡差し上げます」のような使い方が可能です。
このようにすれば、今ではない後日に、追加で連絡することを相手に伝達できます。
「追って」という言葉の中に、「後ほど」という意味と、「追加で」という二つの意味が込められているのです。
また、こえは「別途」や「後ほど」などの類似表現もあります。
同じような意味でも、それぞれニュアンスの違う表現になっているのです。
「追って」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「追って」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、顧客から電話を受けたとします。
しかし、相手の用件には即答できず、社内で確かめてから返答することにしたのです。
このような場合には、「ご質問いただいた件には、追ってご連絡差し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、後ほど追加で連絡する旨を、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「追って」の使い方に注意しましょう。
これは「別途」や「後ほど」などで言いかえて使用してもよいでしょう。
類似表現を用いることで、言葉の印象を変化させる事ができるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「追って」を使った例文
「追って」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加えると、自然な使い方で「追って」を用いる事ができるのです。
・『本件に関しましては、追ってご連絡差し上げます』
・『詳細が分かり次第、追ってご報告申し上げます』
・『調査結果が判明した際には、追ってお電話いたします』
「追って」の類語と敬語での言いかえ
「追って」の類語と敬語を解説していきます。
「追って」の類似表現
「追って」の類似表現には、「後ほど」があります。
「追って」と「後ほど」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
また、他にも「後日」や「別途」などの類似表現で置き換えてみてもよいでしょう。
「追って」の敬語表現
「追って」を単独で敬語にはできません。
「追いまして」のような使い方は、一般的ではないのです。
そのため、「追って」に他の言葉を組み合わせて敬語にします。
つまり、「追ってご連絡差し上げます」のようにすれば、謙譲語を用いた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「追って」は、「追いかけて」が変形したものであり、「後ほど追加で」のような意味を持ちます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
