この記事では、「相談にのらせていただきます」の意味を分かりやすく説明していきます。
「相談にのらせていただきます」とは?意味
「相談にのらせていただきます」は、相手が困っている時に「相談に乗ります」と伝える敬語表現です。
「させていただく」は回りくどい謙譲語で、「相手の許可を取る時」「こちらにメリットがある時」以外は使わない方が良いとされている言い回しですが、「相談に乗る」の謙譲語は他にないのでこの様に使われます。
ただし、「相談に乗る」は上から目線のニュアンスで、ビジネスや目上の人には向きません。
この場合、「是非お話をうかがいたいと存じます」に言い換えると良いでしょう。
「うかがう」は「聞く」の謙譲語、「存じます」は「思う」「考える」の意の謙譲語「存ずる」の丁寧な表現です。
「是非お話をうかがいたいと存じます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意
「是非お話をうかがいたいと存じます」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は「相手が商品やサービスなどに不満を感じていると思われる場合」です。
2つ目は「相手が商品の買い替えやサービスを希望している場合」です。
基本的に、ビジネスに対する要望を聞き取る姿勢があることを表し、プライベートな悩み相談に乗ることではありません。
「是非お話をうかがいたいと存じます」の言葉の使い方や使われ方
「是非お話をうかがいたいと存じます」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『商品に対して何かお困り事があれば、是非お話をうかがいたいと存じます』
・『商品の購入や買い替えをご検討中でしたら、是非お話をうかがいたいと存じます』
「是非お話をうかがいたいと存じます」の類語や言いかえ
「是非お話をうかがいたいと存じます」の類語や言いかえは以下の通りです。
「是非お力になりたいと存じます」
「力になる」は、「相手の為に何かしら行動する」という意味で、相手を助けたいという気持ちを表します。
「是非ご相談に応じます」
「応じる」は「相手の働きかけに対応して行動を起こす」という意味です。
こちらはチラシや広告など、不特定多数が大正のシンプルな文章に使われる表現です。
「是非お話をうかがいたいと存じます」の英語表現
「是非お話をうかがいたいと存じます」の英語表現は以下の通りです。
“Please feel free to contact us”
「どうぞごお気軽ご連絡下さい」という意味です。
もし困ったことがあれば、いつでも連絡してくださいと伝える時に使われる定番のフレーズです。
まとめ
今回は「是非お話をうかがいたいと存じます」について紹介しました。
ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。