この記事では「他に適任と思われる方がいらっしゃいましたら」について解説をします。
「他に適任と思われる方がいらっしゃいましたら」とは?意味
他にその任務に就くのに適切だと思われる人がいるなら、という意味です。
「適任」は、その任務や仕事に適していること、またその人という意味になります。
その人が持っている能力や性格などから判断して、その任務などにふさわしいことをいいます。
「思われる」は、思うことができるとといった意味です。
「方」は人を指します。
「いらっしゃい」は「いらっしゃる」のことで、「いる」の尊敬語になります。
「ましたら」は、仮定の意を表しており、そうであるならばといった意味です。
「他に適任と思われる方がいらっしゃいましたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他に適切だと思われる人がいるか尋ねるときに使用をします。
適切な人を探しているときに用いるものです。
「適任」は、その任務や仕事にふさわしいこと、またその人という意味です。
たとえば、プロジェクトリーダーにふさわしい人は誰か、今度開かれるイベントの責任者を誰にするか、といったときに用います。
任務や仕事以外の事柄には使用しません。
「たら」の後には言葉を続けます。
続ける言葉は、「教えてください」という意味であることが多いです。
「他に」なので、すでに候補となる人はでています。
Aさんがふさわしいと思うけれど、他にもふさわしいと思う人がいないだろうか、といった意見合いです。
まだふさわしいと思われる人がいないときには、「他に」という言葉は使いません。
「方」は「人」という意味ですが、「人」というよりも「方」とした方が丁寧な印象があります。
「他に適任と思われる方がいらっしゃいましたら」を使った例文
・『他に適任と思われる方がいらっしゃいましたら、お教えください』
「他に適任と思われる方がいらっしゃいましたら」の返答や返信例
ふさわしいと思う人がいるなら、相手に伝えましょう。
ふさわしいと思われる人の名前を告げるだけでなく、なぜふさわしいと思うのかも伝えると、説得力がでます。
これから任務を任せられる人なので、適当に選ばないようにしましょう。
ふさわしいと思う人がいないのなら、そのような人は知らないことを伝えます。
無理に誰かの名前をあげる必要はありません。
ふさわしくない人の名前をあげてしまえば、今後の仕事に支障がでる可能性があります。
まとめ
この言葉は、任務や仕事にふさわしい人を探しているときに使用をします。
候補があがっているけれど、他にも探しているときに用いるものです。
これから大切なことを任せる人なので、慎重に選びましょう。