この記事では「完成しましたのでお送りいたします」について解説をします。
「完成しましたのでお送りいたします」とは?意味
できあがったのでそちらに届くようにします、という意味です。
「完成」は、すっかりできあがることをいいます。
完全に仕上がった状態のことで、途中の段階ではありません。
「ました」は、敬意を表す「ます」と、過去や完了の意を表す「た」をつなげています。
すでにできあがっているということです。
「ので」は、後に述べる事柄の原因・理由・根拠などを表します。
「お送りいたします」の理由が「完成しました」ということです。
「お送り」は「送る」の連用形の「送り」に、「お」をつけて相手を敬う言い方にしています。
動詞の連用形に「お」をつけて、その下に「いたします」を添えた形で、謙譲の意を表します。
「完成しましたのでお送りいたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が何かを完成させて、それをこれから送るときに使用をします。
すでに完成はしていますが、まだ送ってはいません。
これからそちらに届くようにすると、あらかじめ伝えるものです。
たとえば、Aを作るようにと話し手が依頼を受けていたとします。
Aは完成しました。
これを依頼主のところに届くようにします。
その際にこのような言葉を使って、完成したことと送ることを伝えます。
完成したことや、送ることがわかれば、相手は安心することでしょう。
発送をしたときには、「発送しました」ということを伝えておくとよいでしょう。
その際に送り状番号も伝えておくと、荷物を受け取る側が荷物の追跡をできます。
また、番号を把握しておけば、相手のところに届いたのか、こちら側で確認することもできます。
「完成しましたのでお送りいたします」を使った例文
・『○○が完成しましたのでお送りいたします』
「完成しましたのでお送りいたします」の返答や返信例
これから送ってくれるようなので、届くのを待っていましょう。
完成させてくれたことについては、お礼を伝えます。
また、荷物が届いた際にもお礼を伝えましょう。
何かを作ってくれたことと、送るという作業をしてくれたことに対して、感謝の気持ちを示すのです。
荷物が届いた際には、中身の確認もしましょう。
足りないものがある、壊れているといったことがあったら、送った側に知らせてください。
何らかの対応をしてくれるはずです。
日数が経過すると対応してもらえない可能性があるので、早めに伝えることが望ましいです。
まとめ
この言葉は、ある物が完成して、それをこれから送るときに使用をします。
あらかじめ伝えておくと、完成したことと、これから届くのだということがわかります。
