「ありがたいお誘いなのですが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ありがたいお誘いなのですが」とは?
これは、相手の誘いを断る場面で使用できる言葉です。
「ありがたいお誘い」と表現することで、相手の誘いが自分にとって嬉しいものであったことを伝達しています。
一方で「なのですが」という言葉で終えていることから、「ありがたい」気持ちとは反対の結論が控えていると、推察できる表現になっているのです。
また、「ありがたい」は「有り難い」と表記できます。
つまり、言葉の意味は「ある事が難しい」という意味なのです。
そのような貴重な機会に感謝するような気持ちを「ありがたい」と表現しているのです。
なお、ここでの語尾には「です」を用いて、丁寧な言葉遣いにしています。
「ありがたいお誘いなのですが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある団体の設立が計画されていたとします。
その団体の主催者から、あなたの会社も参画を呼びかけられたのでした。
このような場合には、「ありがたいお誘いなのですが、今回は辞退いたします」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手からの誘いに感謝しながらも、上手に断る事ができるのです。
この言葉を使用する際には、「お誘いなのですが」の使い方に注意を払いましょう。
これは、「お誘いではありますが」と言い換える事ができます。
同じ意味の言葉でも、印象の違う表現として使い分けできるのです。
実際の状況に応じて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「ありがたいお誘いなのですが」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた結論部分を、続けて述べるようにするとよいでしょう。
・『ありがたいお誘いなのですが、今回は辞退いたします』
・『ありがたいお誘いなのですが、諦めるしかありません』
・『ありがたいお誘いなのですが、お断りしましょう』
「ありがたいお誘いなのですが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「ありがたいお誘いなのですが」の類似表現
この言葉の類似表現には、「嬉しいお誘いなのですが」があります。
「ありがたい」と「嬉しい」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「ありがたいお誘いなのですが」の敬語表現
この言葉を、別な形で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ありがたいお誘いではございますが」に言いかえできます。
まとめ
このように「ありがたいお誘いなのですが」は、相手の誘いを断る場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
