この記事では「急な依頼にも関わらず」について解説をします。
「急な依頼にも関わらず」とは?意味
突然の頼み事なのに、という意味です。
「急」は突然に起こるさまを表す言葉です。
前触れもなく起こるさまを表すもので、「急に大雨になる」のような使い方をします。
「依頼」は、人に物事を頼むことです。
仕事に関する事柄を人に頼むことをいう場合が多くあります。
「関わらず」は、~になのにそれでもという意味です。
「拘らず」「係わらず」とも書きます。
「拘らず」や「係わらず」を「かかわらず」と読むのは、音訓表にのっていないので、ひらがなで書くこともあります。
「急な依頼にも関わらず」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、突然のお願い事に対応をしてくれたときに使用をします。
すでに対応をしてくれており、これから対応をしてもらうときに使用するものではありません。
突然お願いをされても、すぐに対応できないことは少なくありません。
さまざまな用事があり、その合間をぬって突然お願いされたことを行うのは難しいのです。
そのため、断られてしまうことは珍しくありません。
それなのにお願い事を聞いてくれるのは、ありがたいことです。
ありがたいことをしてくれたのでお礼を伝えます。
そのお礼を伝える際に、このような言葉を使用します。
「関わらず」の後には、感謝の気持ちを伝える言葉が続きます。
「急」は「突然」に置き換えることもできます。
「依頼」は仕事に関する事柄に使うことが多いもので、いつまでに納品をして欲しい、こういったものを作って欲しいなどを頼むときに使用をします。
「お願い」に置き換えられることもあります。
「お願い」は自分の要望を伝えることです。
特に日常の事柄に使われます。
「急な依頼にも関わらず」を使った例文
・『急な依頼にも関わらず対応してくださり、ありがとうございます』
「急な依頼にも関わらず」の返答や返信例
この後にはお礼の言葉が続くはずです。
突然のお願いなのに対応をしたことに感謝をしています。
お礼の言葉を伝えられたなら、その気持ちを受け取っておきましょう。
急なお願いをされると迷惑に感じるので、もうそのようなことはしないで欲しいと思うこともあるでしょう。
できれば余裕を持ってお願いして欲しいとき、そのことを伝える場合があります。
しかし、これは相手との関係によります。
伝えるにしても、相手を不快にさせないような言い方を考える必要があります。
まとめ
この言葉は、突然に何かをお願いして、それを相手が引き受けてくれたときに使用をします。
これから頼むときに使用するものではありません。
突然のお願いで無理をさせてしまうので、お礼を伝え忘れないようにしましょう。