「希望するお声を多数いただきました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「希望するお声を多数いただきました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「希望するお声を多数いただきました」について解説をします。

「希望するお声を多数いただきました」とは?意味

あることをするようにと求める声をたくさんもらいました、という意味です。

「希望」には、あることが実際にそうなるように望むことという意味があります。

実現する見込みのある事柄について使うことが多いです。

「お声」「声」「お」をつけて、丁寧な言い方にしています。

「多数」は数が多いことです。

どれくらいの数を多数というのか、定義はありません。

「いただき」「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。

頼んだり贈ったりしてもらって自分のものとする、手に入れるという意味があります。

「ました」「まし」は敬意を表す「ます」のことで、「た」は過去や完了の意を表す語です。

「希望するお声を多数いただきました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある事柄の実現を望む声をたくさんもらっていることを報告するときに使用します。

たとえば、以前にAという商品を販売していたとします。

この商品は大変人気だったのですが、期間限定で販売したもので、現在は生産・販売は行っていません。

しかし、A商品をもう一度食べたいという声がたくさんありました。

このことを上の立場の者に伝えるときに、このような言葉を使用します。

「多数」なので、希望する声の数は多いです。

1人や2人程度の人から声をもらっている場合は、多数とはいいません。

どのような声をもらっているのか、具体的に伝えてもよいでしょう。

お客さまからもらった声ならば、アンケート用紙などに書かれているはずです。

その内容を伝えれば、お客さまの声が企業の者により詳しく伝わります。


「希望するお声を多数いただきました」を使った例文

・『○○を希望するお声を多数いただきました』

「希望するお声を多数いただきました」の返答や返信例

何を希望する声なのかによって、その後の対応の仕方が変わります。

ある商品の復活を望む声の場合ならば、その商品を復活させるのか検討をすることになるでしょう。

多くの人が復活を求めているようならば、その商品は売れる可能性があります。

この商品のこの部分を変えて欲しいという声ならば、商品を変えることを検討することになるでしょう。

変えて欲しいのは、今のままだと不便だからということが考えられます。

変えることでお客さまにとって、より満足できるものになることが期待できます。

まとめ

この言葉は、ある事柄の実現を望む声をたくさんもらっているという意味になります。

多くの人が望んでいる事柄なので、その事柄について検討してみるとよいでしょう。