この記事では「そろそろ失礼します」について解説をします。
「そろそろ失礼します」とは?意味
このあたりで帰ります、立ち去ります、といった意味です。
「そろそろ」は、ある状況や時期になってきていることを表すものです。
「そろそろ起きる時間です」のような使い方をします。
「失礼」には、他人に接するときの礼儀をわきまえていないこと、他人のもとを立ち去るときの丁寧な言い方という2つの意味があります。
この場合は、立ち去るときの丁寧な言い方として使用をしています。
「ます」は敬意を表す語です。
「そろそろ失礼します」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある人のところから立ち去ろうというときに使用をします。
たとえば、製品の説明をするために他社にでかけたとします。
製品の説明をし、わからないことを尋ねられれば質問に答え、相手の要望を聞いたりもしました。
こうして時間が過ぎていき、もう帰る時間となりました。
いきなり立ち上がって帰るのは失礼です。
帰るときには、「帰ります」と一言断ることがマナーです。
しかし、「帰ります」では率直すぎます。
「あなたと一緒にいたくないから帰る」と、人によっては受け取ってしまう可能性もあります。
そのため、「そろそろ失礼します」を使用します。
「おいとま」という言葉を使うこともあります。
訪問先から退出するときに使う言葉です。
他人の家を訪れたとき、お見舞いに行ったときなどに使用をするものです。
会議室から立ち去るといったことは、訪問先から退出することではないので、「失礼」を使用します。
また「します」の部分ですが、「させていただきます」とすることもあります。
「させていただく」は、許しを得るとき、恩恵を受けるときに使用をするものです。
帰ることに許可をもらう意を込めるならば、「させていただきます」とします。
「そろそろ失礼します」を使った例文
・『もうこんな時間になりました。そろそろ失礼します』
「そろそろ失礼します」の返答や返信例
相手は帰るようなので、帰るときのあいさつをします。
まだ引き留めておきたいでしょうが、相手にも都合があるので、引き留めるのは迷惑になることがあります。
相手の都合を考えた対応をするように心がけます。
今回のような時間をまた作りたいときには、「またお越しください」など伝えるとよいでしょう。
好意を持っていることも伝わります。
部屋の入口や建物の入り口まで見送ると、丁寧な印象になります。
「早く帰って欲しい」と思っても、その態度は出さないようにします。
まとめ
この言葉は、ある場所から帰るときに使用をします。
いきなり帰ると失礼なので、そろそろ帰るということを伝えるようにしましょう。