「お世話になります」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お世話になります」とは?
「お世話になります」は、相手に世話になるような場面で使用できる言葉です。
たとえば、ある先輩が教育係としてあなたの面倒を見てくれることになったとします。
このような場面で「これから、お世話になります」のように使用します。
これは、「お世話になっております」とも違う意味を持つ言葉です。
「なります」には現在進行形の意味がなく、謙譲語の意味もないのです。
ただ「ます」という丁寧語が使われているだけなのです。
なお、「世話になる」とは、「面倒を見てもらう」や「手間をかけさせる」などの意味で使用できる言葉なのです。
「お世話になります」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「お世話になります」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある部署に配属されたとします。
そのため、配属先の部署の人たちに、挨拶することにしたのです。
このような場合には、「今後、皆様にお世話になります」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手にこれから世話になることを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「お世話になります」の使い方に注意しましょう。
これは、「お世話になっています」や「お世話になっております」などの類似表現があります。
こちらのほうが頻繁に目にする形ですが、これは現在進行形の言葉なのです。
これから新たに世話になるような場面では、「お世話になります」のほうが正しい使い方になると言えるのです。
「お世話になります」を使った例文
「お世話になります」を使った例文を挙げます。
例文のように、少し言葉を付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『これからお世話になります』
・『今後皆様にもお世話になります』
・『新たなチームでお世話になります』
「お世話になります」の類語と敬語での言いかえ
「お世話になります」の類語と敬語を解説していきます。
「お世話になります」の類似表現
「お世話になります」の類似表現には、「ご面倒をおかけします」があります。
「お世話になる」と「ご面倒をおかけする」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「お世話になります」の敬語表現
「お世話になります」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「お世話になる予定でございます」に言いかえできます。
まとめ
このように「お世話になります」は、相手に世話になるような場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
