「抗議させていただきます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「抗議させていただきます」とは?
「抗議させていただきます」は、何かを抗議させてもらう場合に使用できる言葉です。
「抗議」とは、「抗うこと」と「議論すること」が組み合わされた言葉です。
つまり、「反対意見を述べる」や「不服を申し立てる」ようなことを「抗議する」と表現できるのです。
また、「させていただきます」は敬語表現になっています。
謙譲語と丁寧語を使うことで、相手への敬意を表しているのです。
なお、「させていただく」の「させて」は、相手の了承をうかがいながら行動する様子を表現できます。
このようにすれば、独断で行動するのではなく、可否をうかがいながら行動する様子を表すことになるのです。
「抗議させていただきます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「抗議させていただきます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、取引先とトラブルになったとします。
しかし、相手の担当者は尊大な態度を取り続けていたのでした。
このような場合には、「この件に関しては、正式に抗議させていただきます」と述べるとよいでしょう。
これにより、正式に抗議させてもらうことを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「させていただきます」の使い方に注意しましょう。
これは、「抗議いたします」で代替可能です。
つまり、より直接的な表現にする事もできるのです。
少しニュアンスが変化しますが、同じような意味で使用できます。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「抗議させていただきます」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、少し言葉を付け加えることで、自然な印象の表現にできるのです。
・『正式に抗議させていただきます』
・『あらためて、抗議させていただきます』
・『後日、しっかりと抗議させていただきます』
「抗議させていただきます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「抗議させていただきます」の類似表現
この言葉の類似表現には、「不服申し立てさせていただきます」があります。
「抗議」と「不服申し立て」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「抗議させていただきます」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「抗議いたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「抗議させていただきます」は、何かを抗議させてもらう場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
