「不退転の決意を持って」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「不退転の決意を持って」とは?
「不退転の決意を持って」は、何事にも屈しないような強い意思を持つ場合に使用できる言葉です。
これは、たとえば「不退転の決意を持って事業に取り組みます」のように使用します。
このようにすることで、何事にも屈しない強い意思で取り組む様子を表現できるのです。
「不退転」には、「しりぞかないこと」や「屈しないこと」との意味があります。
また、「決意」には、「強い意思」との意味があるのです。
これらを組み合わせて、「不退転の決意を持って」とすれば、何事にも屈しないような強い意思を持つ様子を言い表せるのです。
「不退転の決意を持って」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「不退転の決意を持って」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある新規事業を立ち上げたとします。
そして、事業が軌道に乗るまでは、絶対にあきらめないとの強い意思を持っているのでした。
このような場合には、「不退転の決意を持って事業に取り組む所存です」と述べるとよいでしょう。
これにより、何事にも屈しない強い意思をもっている様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「決意を持って」の使い方に注意しましょう。
これは、「決意を持ちまして」で置き換える事が可能です。
この場合は、丁寧語を使った表現になるのです。
使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「不退転の決意を持って」を使った例文
「不退転の決意を持って」を使った例文を挙げます。
例文のように、不退転の決意を持って「何をするのか」を、続けて述べるようにするとよいでしょう。
・『不退転の決意を持って、事業に取り組んでまいります』
・『不退転の決意を持って、今まで営業してきました』
・『不退転の決意を持って、今回の計画を実行に移します』
「不退転の決意を持って」の類語と敬語での言いかえ
「不退転の決意を持って」の類語と敬語を解説していきます。
「不退転の決意を持って」の類似表現
「不退転の決意を持って」の類似表現には、「絶対にあきらめない決意を持って」があります。
「不退転の」と「絶対にあきらめない」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「不退転の決意を持って」の敬語表現
「不退転の決意を持って」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「不退転の決意を持ちまして」に言いかえできます。
まとめ
このように「不退転の決意を持って」は、何事にも屈しないような強い意思を持つ場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。