「ご指摘いただいた項目」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご指摘いただいた項目」とは?
「ご指摘いただいた項目」は、相手から指摘された項目のことを言い表した言葉です。
「指摘」は、「取り上げて指し示すこと」を意味します。
「指」に「指し示す」意味、「摘」に「取り上げる」意味があるのです。
なお、ここでは「ご指摘いただく」という謙譲表現を使用しています。
これは「指摘してもらう」を謙譲語で言い換えたものなのです。
さらに「項目」は、「物事を分けた場合のそれぞれ」を意味する言葉です。
これらのことから、指摘された内容が複数あることも想像できるのです。
「ご指摘いただいた項目」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご指摘いただいた項目」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あるレビューで指摘を受けたとします。
そのため、指摘を受けた箇所を順番に修正していたのでした。
このような場合には、「ご指摘いただいた項目を、それぞれ修正しております」と述べるとよいでしょう。
これにより、指摘してもらった項目のことを、敬語で言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「ご指摘いただいた」の使い方に注意しましょう。
これは「ご指摘いただきました」のように、丁寧語を加える表現も可能です。
どちらも同じ意味ですが、印象の違う言葉にできるのです。
使用する状況に応じて、柔軟に使い分けるとよいでしょう。
「ご指摘いただいた項目」を使った例文
「ご指摘いただいた項目」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に合わせて言葉を続けると、自然な文章を作り出せるのです。
・『ご指摘いただいた項目を全て確かめました』
・『ご指摘いただいた項目に不足はございませんか』
・『ご指摘いただいた項目だけでよろしいでしょうか』
「ご指摘いただいた項目」の類語と敬語での言いかえ
「ご指摘いただいた項目」の類語と敬語を解説していきます。
「ご指摘いただいた項目」の類似表現
「ご指摘いただいた項目」の類似表現には、「ご指摘いただいた事項」があります。
「項目」と「事項」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「ご指摘いただいた項目」の敬語表現
「ご指摘いただいた項目」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご指摘くださった項目」に言いかえできます。
まとめ
このように「ご指摘いただいた項目」は、相手から指摘された項目のことを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。