「業務を終了する運びとなりました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「業務を終了する運びとなりました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、ビジネスシーンで使われることのある「業務を終了する運びとなりました」の表現について、その意味や使い方等を分かりやすく説明します。

「業務を終了する運びとなりました」とは?意味

「業務を終了する運びとなりました」のとの表現を言葉毎に分解し、少し詳しく説明します。

まず、「業務」とは「職業や事業などに関して、継続して行う仕事」の意味で、「終了」とは「物事がすっかり終わることや、終えること」の意味です。

そして、この表現でキーとなる「運びになりました」は、「決定しました」「決まりました」を丁寧に柔らかく表現する言葉です。

「物事が進行して、ある段階に至ったこと」を報告する際に使われる言葉です。

従って、「業務を終了する運びとなりました」とは、「事業として継続的に行って来た仕事やサービスなどを完全に終えることが決まりました」と言った意味になります。

「業務を終了する運びとなりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「業務を終了する運びとなりました」の意味は、先の記載した通りで、これまで行って来た業務を終えることを意味する言葉です。

例えば、従来行って来た窓口業務を止める場合や、いくつもの支店がある様な都市銀行の支店のひとつを閉鎖する場合等に、その告知文としてしばしば使われます。

また、会社の業務としていくつかの仕事やサービスを提供して来たものを、ある部分の業務を中止する場合に、取引先に対してそれを伝えるメールや手紙文でも使われます。

先に「業務を終了する運びとなりました」において、「運びになりました」は、「決定しました」「決まりました」を丁寧に柔らかく表現する言葉であり、「物事が進行して、ある段階に至ったこと」を報告する際に使われる言葉だと記しました。

しかし、この「運びになりました」の表現は、日常的なちょっとした事柄が決定したことに対して使うべき表現ではなく、重要な事項が決まった際に限定して使うべき表現です。

一般的に個人では「結婚」「退職」など、また会社の業務に関しては、「手続きの大きな変更」や、「契約内容の変更」や、首題の「業務終了」等が決まった際に使われます。


「業務を終了する運びとなりました」を使った例文

・『長らくご利用頂きましたが、○○日を持ちまして、当支店の業務を終了する運びとなりました。今後は下記の○○支店をご利用いただきますようご案内申し上げます』
・『窓口業務を終了する運びとなりました。今後はネット上で各種手続きをお願いいたします』

「業務を終了する運びとなりました」の類語や言い換え

「業務を終了する運びとなりました」における「業務」の類語としては「職務」「サービス」が挙げられます。

また「終了」の類語としては「終わり」「終える」が挙げられ、最後の「運びとなりました」「決まりました」「決定しました」と言い換えることが出来ます。

従って、これらの類語や言い換えを組み合わせて、「業務を終了する運びとなりました」「サービスを終えることに決定しました」等と言い換えることが出来ます。

まとめ

「業務を終了する運びとなりました」とは、「事業として継続的に行って来た仕事やサービスなどを完全に終えることが決まりました」と言った意味です。