ビジネス用語の「営業開始日以降」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「営業開始日以降」とは?意味
「営業開始日以降」とは、「営業を開始した日よりも後」を指すビジネス表現です。
「営業開始日以降」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
営利を目的に事業を営むことを「営業」といいます。
店を開いて商売するような企業としての活動が営業です。
どんな企業にも必ず企業としての活動を始めた日が存在しますが、企業として営業を開始したその日を「営業開始日」といいます。
さまざまな届出や税金の計算などにおける営業の基準となる最初の日であり企業にとっては事業をスタートさせた記念日です。
企業としての活動をスタートさせたその日よりも後の時間を指す意味で使われる表現が「営業開始日以降」です。
「以降」とは特定の日時を基準にしたその後を表す時に使う言葉で基準となるその日時も含みます。
「営業開始日以降」の場合は営業を開始した当日を含むその後なので1月1日が営業開始日であれば1月1日を含んだそれよりも後の時間を表します。
利益を生むビジネスの営業開始が基準なのでお店の場合はオープンして客相手に商売を始めた日よりも後の時間が「営業開始日以降」の指す時間です。
事業としてはスタートしていても店を改装したり商品を仕入れたりなど開店準備の段階は営業に含まれません。
準備を整えてオープンしてからが「営業開始日以降」に当たります。
「営業開始日以降」を使った例文
・『営業開始日以降人手不足の状態が続いている』
・『営業開始日以降休む間もないほどの忙しさだ』
・『引換券は営業開始日以降に店頭まで持参してください』
「営業開始日以降」の類似表現
・「営業開始以来」
「営業を始めてから今に至るまで」を意味する言葉です。
「以降」がある時点よりも後の時間を指すのに対し「以来」は過去のある時点から今に至るまでの時間を指します。
明日営業をスタートするような未来の場合でも「営業開始日以降」は使えますが、「営業開始依頼」は過去の開業時点から今までを表すのでまだ営業が始まっていない場合は使えません。
「営業開始日以降」の敬語表現
特定の時間を表す表現であり特に敬語表現はなく、目上の相手に対してもこのまま使用して問題ありません。
「営業開始日以降」の返答や返信例
営業開始日がいつなのかわからない場合は必ず確認しておきましょう。
スケジュールにかかわる事柄は必ず具体的な日付を確かめておくのがビジネスの基本です。
まとめ
「営業開始日以降」は営業開始日も含んだそれよりも後を指す表現です。
日付や日程に関する事柄はミスが起きやすいので注意しましょう。