「固く信じております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「固く信じております」とは?
「固く信じております」は、何かを強く信じている場合に使用できる言葉です。
「信じております」は、「信じる」という動詞がベースになっています。
これを「信じている」にすれば、現在進行形になります。
そして、丁寧語を付与すれば「信じています」になります。
さらに「いる」を謙譲語の「おる」にすると、「信じております」となるのです。
なお、ここでは、「信じる」という言葉を強調するために「固く」という言葉を付け加えています。
これによって、ただの「信じる」よりも、程度が強いことを言い表しているのです。
「固く信じております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「固く信じております」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、新しい事業を立ち上げたとします。
その事業については、全身全霊をかけて計画を練ってきたのでした。
このような場合には、「この事業が成功することを、固く信じております」と述べるとよいでしょう。
これにより、強い気持ちで信じていることを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「信じております」の使い方に注意しましょう。
これは謙譲語を使用した表現です。
ここから謙譲語を無くせば、「信じています」と言い換えられるのです。
使用する相手によって、上手に使い分けるとよいでしょう。
「固く信じております」を使った例文
「固く信じております」を使った例文を挙げます。
例文のように、信じる対象や内容を先に述べると、自然な印象の表現を作り出せるのです。
・『この事業の成功を、固く信じております』
・『皆様のご活躍を、固く信じております』
・『これからのご発展を、固く信じております』
「固く信じております」の類語と敬語での言いかえ
「固く信じております」の類語と敬語を解説していきます。
「固く信じております」の類似表現
「固く信じております」の類似表現には、「強く信じております」があります。
「固く」と「強く」は、どちらも強調表現であり、同じような効果があるのです。
「固く信じております」の敬語表現
「固く信じております」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「固く信じています」に言いかえできます。
なお、この場合には謙譲語の意味が無くなりますので、注意するとよいでしょう。
まとめ
このように「固く信じております」は、何かを強く信じている場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。