この記事では「丁寧にご教示いただきありがとうございます」について解説をします。
「丁寧にご教示いただきありがとうございます」とは?意味
わかりやすく教えてもらってありがとう、という意味です。
「丁寧」には、細かな部分まで注意を払うこと、またそのさま、配慮が行き届いていることという意味があります。
「ご教示」は「教示」を敬意を表す言い方にしたものです。
「教示」には、知識や方法などを相手にわかるように教えることという意味があります。
「ご」は他人の行為を表す語について、その行為をする人に敬意を表します。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「ありがとうございます」は感謝をしているさまを表します。
「丁寧にご教示いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が聞き手から何かを教え示してもらったときに用います。
教えるのには手間がかかります。
自分がやるべき仕事があるのに、わざわざ時間を作って教えてくれるのは、ありがたいといえます。
自分にとって恩恵となるような事柄を受けているので、お礼を伝えるの礼儀です。
教えてもらったときには、このような言葉を使ってお礼を伝えます。
この言葉だけでも感謝をしていることは伝わりますが、形通りの言葉を述べているように感じられてしまいます。
これだけでなく、教えてもらったことをこれからどう活かすのかや、自分の気持ちを伝えてみるのもよいでしょう。
そうすることで、感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
伝えるタイミングですが、教えてもらったその場で述べるとよいでしょう。
その場で伝えられなかったときは、相手と別れてからその日のうちにメールでお礼をします。
「丁寧にご教示いただきありがとうございます」を使った例文
・『丁寧にご教示いただきありがとうございます。○○について大変よくわかりました』
「丁寧にご教示いただきありがとうございます」の返答や返信例
教えたことで相手のためになっているので、「よかった」という気持ちを表すとよいでしょう。
「教えたことを忘れないように」と念を押すと、「わかっているよ」という気持ちになり、相手を不快にさせる可能性があります。
教たことは一度で覚えて欲しいかもしれませんが、忘れてしまうこともあります。
忘れてしまったときには、もう一度教えてあげるとよいでしょう。
教えないと相手はその物事をうまく行うことができず、ミスが発生をして、その処理に手間がかかる可能性があります。
まとめ
この言葉は、話し手が何かを教えてもらったときに、教えてくれた人に伝えるものです。
わからないことがあって目上の人から教えてもらうことがあると思います。
そういったときには、こういった言葉でお礼を伝えましょう。
