この記事では「その活用も視野に入れていきたい」について解説をします。
「その活用も視野に入れていきたい」とは?意味
その機能や能力などを他のことにも使うことを考えている、といった意味です。
「その」は、空間的・心理的に聞き手に近いもの、聞き手が当面している場面や事柄、今話に出ていること、つい先ほどまで話に出ていたものを指す言葉です。
「活用」は、その機能や能力などを十分に発揮させて使うことをいいます。
物などがうまく働いて、使う人が何らかの利益を得られるようにすることです。
「視野」は、物を考えたり見たりする範囲を意味します。
「視野が狭い」という場合は、物の見方の範囲、考え方の範囲が狭いという意味になります。
「入れ」は「入れる」のことで、含めるという意味です。
「たい」は話し手の希望を表します。
「その活用も視野に入れていきたい」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄を活用することも考えていくつもりであることを伝える際に使用をします。
「も」は、ある事柄をあげて、他にも似たようなことがある意を表します。
「ニンジンもピーマンも食べられる」というような使い方をします。
つまり、「その活用も」という表現は、ある活用方法とは別の活用方法もあることを意味しているのです。
たとえば、ある製品にはAという活用方法があったとします。
他にもBという活用もできそうです。
これまではAという活用をしていましたが、これからはBという活用もしていこうと考えています。
そういったときに用いる言葉です。
目上の人との会話の中では、「たい」で言葉を切るのではなく、「~たいと思います」「視野に入れていく所存です」のような言い方をします。
「その活用も視野に入れていきたい」を使った例文
・『その活用も視野に入れていきたいと考えております』
「その活用も視野に入れていきたい」の返答や返信例
ある事柄を何かに活用することを考えているようです。
まずは、その内容を聞きましょう。
その話の内容によって、どのような言葉を返すのかが変わってきます。
その活用方法が納得できるものであれば、その方法を採用することになるでしょう。
どのように活用していくのか、具体的な事柄を話し合っていくことになるはずです。
その活用方法がよいとは思えないときには、他のアイデアを出したり、改良点がないかを考えたりなどすることになるでしょう。
まとめ
この言葉は、ある物をある方法で使うことを考えているときに使用をします。
目上の人との会話の中では、「たい」で言葉を切るのではなく、「たいと考えています」など丁寧な言い方にするようにしましょう。
