この記事では「深く感銘を受けました」について解説をします。
「深く感銘を受けました」とは?意味
忘れられないほど深き心に刻みつけられました、忘れられないほど深く感じました、という意味です。
「深く」は、程度のはなはだしいさま表します。
「疑い深い」のような使い方をするものです。
この例の場合だと、疑うという程度が大きいことを意味しています。
「感銘」は、忘れられないほど強く感じること、深く心に刻みつけて忘れないことという意味があります。
「感」は、かんじる、心にひびく、心に受けるという意味を持つ漢字で、「銘」は深く心に刻むという意味を持つ漢字です。
このことからも、「感銘」には深く心に刻むことという意味があることがわかります。
「受けました」は、他からの働きかけが身に加えられるという意味です。
「ました」の「た」は過去や完了の意を表す語なので、感銘はすでに受けています。
「深く感銘を受けました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側に深く心に刻まれるようなことがあったときに使用をします。
話し手の気持ち・感じたことを伝える言葉です。
たとえば、ある講演会に出席をして、話を聞いたとします。
講師は講演会の中でこれからのビジョンを語っており、その内容が自分にとって深く心に刻まれて忘れられないものになりました。
心が強く動かされて、その事柄を忘れられないほどになったのです。
その気持ちを表す際にこの言葉を使用します。
「感銘」には、「深く」という意味が含まれているので、「深く」の部分をなくしてもよいでしょう。
心に深き刻まれるような事柄があったその場でこの言葉を使った場合、何に感銘を受けたのかがわかりますが、そうでない場合は、この言葉の前に感銘を受けた事柄が示されます。
「深く感銘を受けました」を使った例文
・『○○に深く感銘を受けました』
「深く感銘を受けました」の返答や返信例
深く心に刻みつけられるようなことなので、相手はその事柄について熱く語ってくれることでしょう。
何かを話してくれるようならば、その話を最後まで聞きます。
人は自分の話を聞いて欲しいと思うものです。
相手の話を最後まで聞いてあげれば、相手は満足するし、うれしく感じることでしょう。
適度に相槌をしながら、興味があるように聞いてあげると喜ばれます。
相手が話しているところに口を挟まないようにします。
まとめ
この言葉は、話し手側がある事柄に心を動かされて、忘れられないほどになったときに使用をします。
それほどまでに大きな出来事だったのです。
そのため、使用する機会は少ないかもしれませんが、覚えておくと役立つときがあるかもしれません。