「全日開館しております」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「全日開館しております」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「全日開館しております」について解説をします。

「全日開館しております」とは?意味

まる1日開いています、毎日開いています、という意味です。

「前日」には、すべての日、1日中という意味があります。

すべての日というのは、10日から15日の間であれば、その6日間全部のことを指します。

「開館」は、図書館、博物館、美術館など「館」とつく施設がその日の営業を始めること、また新しく営業をはじめることです。

この場合は、新しく始めるという意味ではなく、その日の営業を始めるという意味で用いています。

「ております」「ている」の丁寧な言い方です。

「ている」には、動作や作用の結果が続いて今に至ることや、今の状態を表す意があります。

「全日開館しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、まる1日あるいはすべての日、美術館や博物館などが営業をしていることを表す際に用います。

国民の祝日には、休業となる店は少なくありません。

そのため、ある施設を利用したい人は、「今日は祝日だけれど、美術館はやっているだろうか」と疑問を持つことがあります。

こういった疑問を解消するために、この言葉を用います。

たとえば、1日から3日までが国民の祝日や土日が重なっているとします。

この間、ある美術館はずっと開館をしています。

そのことを知らせる際に、この言葉が用いられます。

1日は休みだけれど、2日と3日は開館しているといったことではありません。

その期間ずっと営業をしていることや、まる1日ずっと営業していることをいいます。

「開館」は、美術館や博物館など「館」と名につく施設が営業していることを意味します。

そのため、雑貨店や飲食店など「館」とつかない店が開いていることを表す際には、「開館」という言葉は用いません。

その場合は「営業」といいます。


「全日開館しております」を使った例文

・『8月は全日開館しております』

「全日開館しております」の返答や返信例

多くの人に向かって伝えられていることが多く、その場合は返答する必要はありません。

示されている日は美術館などが開いているので、利用することができます。

その施設を利用したいようならば、訪れてみるとよいでしょう。

ただし、24時間ずっと開いているわけではないので、営業時間を確認してください。

営業時間が変更となる場合もあるので、でかける前に確かめておきましょう。

まとめ

この言葉は、美術館や博物館など「館」と名につく施設が営業していることを伝える際に使用をします。

「館」と名につく施設について用いる言葉であり、飲食店など「館」と名につかない店には用いない点に注意をしてください。