「お値段据え置き」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お値段据え置き」とは?
「お値段据え置き」は、値段の変動がないことを表現した言葉です。
「値段」とは、「商品やサービスを提供する際の価格」のことを示します。
つまり、価値交換において必要となる金銭のことを、「価格」や「値段」という言葉で表現できるのです。
また、ここでは接頭語を使用しています。
「値段」を「お値段」とすることで、丁寧な印象の言葉にしているのです。
さらに、ここでは「お値段据え置き」としています。
「据え置く」とは、「変化させない」や「変わらない」と同等の意味を持っています。
つまり、値段を決める外的要因に変動があったにもかかわらず、値段を変更しないことを示して、「お値段据え置き」という言葉で表現できるのです。
「お値段据え置き」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「お値段据え置き」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが商品販売を担当していたとします。
そしてその商品は、オプションを付けても値段が変わらないようになっているのでした。
このような場合には、「オプションを付けていますが、お値段据え置きとなっています」と述べるとよいでしょう。
これにより、オプションを付けても値段が変動しないことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「お値段」の使い方に注意しましょう。
これは「価格」と置き換えてもよいでしょう。
しかし、「価格」には接頭語を付与できません。
そのため、丁寧な印象を演出したい場合には「お値段」のほうが適切と言えます。
使用する状況に合わせて、柔軟に使い分けるとよいでしょう。
「お値段据え置き」を使った例文
「お値段据え置き」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加える事で、自然で分かりやすい文章を作成できるのです。
・『今回は、お値段据え置きとなっております』
・『オプションを付けましても、お値段据え置きでございます』
・『物価上昇を踏まえましても、なんとかお値段据え置きといたしました』
「お値段据え置き」の類語と敬語での言いかえ
「お値段据え置き」の類語と敬語を解説していきます。
「お値段据え置き」の類似表現
「お値段据え置き」の類似表現には、「価格据え置き」があります。
「お値段」と「価格」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「お値段据え置き」の敬語表現
「お値段据え置き」を、別な形で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「お値段据え置きでございます」に言いかえできます。
まとめ
このように「お値段据え置き」は、値段の変動がないことを表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
