「頭が上がりません」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「頭が上がりません」とは?
「頭が上がりません」は、相手に引け目を感じるような場面で使用できる言葉です。
これは、頭を下げるという行為を応用した表現です。
相手に頭を下げる場面には、さまざまなものがあります。
相手に迷惑をかけた場合、恩義を受けた場合、感謝持っている場合など、さまざまな場面で相手に頭を下げます。
そして、そのような感情が大きくて、相手に対して頭を下げっぱなしになるような状態のことを「頭が上がらない」と表現できるのです。
なお、ここでは「上がらない」を丁寧語で言い換えて「上がりません」としているのです。
「頭が上がりません」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「頭が上がりません」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、取引先に迷惑をかけてしまったとします。
その迷惑は甚大なもので、しばらくは対等な関係にはなれないのでした。
このような場合には、「あまりに申し訳なくて、しばらくは頭が上がりません」と述べるとよいでしょう。
これにより、しばらく頭を下げたままである様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「上がりません」の使い方に注意するとよいでしょう。
これは、「上がらない」を丁寧語で言い換えたものです。
相手に対して丁寧な言葉を使う必要があるか否かで、語尾を選択できるのです。
使用する状況に合わせて、柔軟に使い分けるとよいでしょう。
「頭が上がりません」を使った例文
「頭が上がりません」を使った例文を挙げます。
例文のように、引け目を感じて対等の立場に慣れない様子を、表現して使用するとよいでしょう。
・『しばらくは頭が上がりません』
・『まったく頭が上がりません』
・『部長には頭が上がりません』
「頭が上がりません」の類語と敬語での言いかえ
「頭が上がりません」の類語と敬語を解説していきます。
「頭が上がりません」の類似表現
「頭が上がりません」の類似表現には、「反論できません」があります。
「頭が上がりません」と「反論できません」は、似たような状態を表現できる言葉なのです。
「頭が上がりません」の敬語表現
「頭が上がりません」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「頭が上がらないのです」に言いかえできます。
まとめ
このように「頭が上がりません」は、相手に引け目を感じるような場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。