「率直に申し上げますと」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「率直に申し上げますと」とは?
これは、ストレートに何かを伝える際に使用される言葉です。
「率直」とは、「直接的であること」を意味します。
これは、遠回しな表現を用いずに、ストレートに何か伝える様子を表した言葉なのです。
なお、「申し上げます」は「言う」を敬語にしたものになります。
ここでは「申し上げる」という謙譲語を用いて、相手に敬意を表しています。
さらに、丁寧語の「ます」を組み合わせて、印象を変えているのです。
なお、「申し上げますと」にすると、何かを述べる場合を仮定したような表現になります。
そして、実際に率直な内容を、続けて述べるような使い方ができるのです。
これらのことから、この言葉がストレートに何かを伝える際に使用されるものだと分かるのです。
「率直に申し上げますと」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、自社の資金繰りについて、銀行に相談することにしたとします。
そして、まずは包み隠さずに、現状を正しく伝えることにしたのです。
このようなケースで、「率直に申し上げますと、資金繰りが苦しくなっております」と伝えるとよいでしょう。
これにより、ストレートに言うということを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「率直に申し上げますと」の表現方法に注意するべきです。
これは「率直に申し上げると」に変更できます。
また、「率直に」を「素直に」や「ストレートに」と言い換える事もできるのです。
このように、同じような内容を、少し違う形に言い換えできます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「率直に申し上げますと」を使った例文
例文のように、適した言葉を続けることによって、それぞれ違う印象を持つ表現にできるのです。
・『率直に申し上げますと、少しだけ問題がございます』
・『率直に申し上げますと、あまり興味はありません』
・『率直に申し上げますと、時代遅れになっているのです』
「率直に申し上げますと」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「率直に申し上げますと」の類似表現
たとえば、「ストレートに申し上げますと」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「率直に申し上げますと」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「率直にお伝えいたしますと」に言い換えできます。
まとめ
このように、ストレートに何かを伝える際に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
