「離席いたします」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「離席いたします」とは?
「離席いたします」は、席を離れる場合に使用できる言葉です。
「離席」は「りせき」と読みます。
これは、「席を離れること」を意味します。
これが熟語になって「離席」という単語になっているのです。
また、これは名詞ですので、動詞の「する」を組み合わせる事ができます。
「離席する」とすれば「席を離れる」と同等の意味を持つ言葉になります。
また、これを謙譲語にすれば「離席いたす」になります。
このように言い換えれば、相手への敬意を表す言葉になります。
なお、ここでは語尾に丁寧語の「ます」を加えて、「離席いたします」としているのです。
「離席いたします」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「離席いたします」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが昼食に出ることにしたとします。
そのため、しばらく席を離れることを、周囲の人達に伝達することにしたのでした。
このような場合には、「しばらくの間、離席いたします」と述べるとよいでしょう。
これにより、席を離れることを、上手に言い換えて相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「離席いたします」の語尾に注意しましょう。
これは「いたす」をいう謙譲語を使用したものです。
これを平易な表現にすれば「する」になります。
つまり、「離席します」とすれば謙譲語の意味を除外できるのです。
使用する状況に合わせて、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「離席いたします」を使った例文
「離席いたします」を使った例文を挙げます。
例文のように、離席する時間などが分かるようにすると、自然な印象の表現を作成できるのです。
・『少し離席いたします』
・『しばらくの間、離席いたします』
・『夕方ごろまで、離席いたします』
「離席いたします」の類語と敬語での言いかえ
「離席いたします」の類語と敬語を解説していきます。
「離席いたします」の類似表現
「離席いたします」の類似表現には、「席を外します」があります。
「離席する」と「席を外す」は、同じようなニュアンスで使用できる言葉なのです。
「離席いたします」の敬語表現
「離席いたします」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「離席します」に言いかえできます。
なお、この場合は謙譲語の意味が無くなりますので、注意するとよいでしょう。
まとめ
このように「離席いたします」は、席を離れる場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
