「毎年恒例」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「毎年恒例」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「毎年恒例」について解説をします。

「毎年恒例」とは?意味

としごとにいつも行われている、という意味です。

「毎年」「まいとし」または「まいねん」と読みます。

「まいねん」の方が改まった場で使われます。

どちらの読み方をしても意味は同じで、年が変わるたびに、年々という意味です。

「恒例」には、いつも決まって行われることという意味があります。

行事や儀式などについて使われることが多い言葉です。

たとえば、小学校で毎年5月に運動会を開催しているとします。

いつも5月になると決まって行われる行事です。

これが「恒例」が意味するものです。

「毎年恒例」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、いつの年にも決まって行われる事柄を指して用います。

定期的に行われるものや、前から決めてあって行われる慣わしといった意味ではありません。

「恒例」は、特に決まった時期に行われる行事や儀式について使う言葉です。

たとえば、社員が集まって毎年仕事始めに、初詣に出かけているとします。

これは会社の行事です。

年が改まるたびにこの行事を行っています。

これは「毎年恒例の初詣」といいます。

毎年6月になると、感謝祭として商品の安売りをしているとします。

今年だけやっている、毎年感謝祭をやっているけれど年ごとに行う月が違うといったことはありません。

毎年決まって6月に行っています。

これは、としごとに決まった時期に行っている行事なので、「毎年恒例の感謝祭」ということができます。

ある年には行うけれど、ある年には行わないという場合は「毎年恒例」が意味するものではありません。

おととしもそうだったし、去年もそうだったし、今年もそうだといったように、としごとに行われる行事や儀式などについていいます。


「毎年恒例」を使った例文

・『毎年恒例のお花見』

「毎年恒例」の返答や返信例

誰がどのような場面で述べているのかによって、返事の内容が変わってきます。

また、場合によっては返答しません。

毎年行っているセールです、という意味で大勢に述べている場合は、返答をする必要はありません。

毎年行われている行事が楽しみですねと、会話の中で使われている場合は、自分の気持ちを伝えたり、その行事の内容を話したりするとよいでしょう。

毎年行われていたものが今年はなくなった、という使い方をすることもあります。

その場合は、行事などがなくなってしまったことについての自分の感想を述べるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、毎年決まって行われる事柄を意味しています。

ある年だけ行っているというものではありません。

会社の行事やお客さまに対しての行事など、さまざまな事柄についていうことができます。