この記事では「末永い幸せをお祈り申し上げます」について解説をします。
「末永い幸せをお祈り申し上げます」とは?意味
これからもずっと幸せであることを祈っている、といった意味です。
「末永い」には、これらからもずっと、将来にわたっていつまでも、という意味があります。
具体的に何か月、何年と意味するものではありません。
「幸せ」は心が満たされた状態、その人にとって望ましいことという意味です。
「お祈り」は「祈り」に「お」をつけて、丁寧な表現にしています。
「祈り」には神仏に願うことという意味があるのですが、この場合はその意味ではありません。
「そうなって欲しい」「それを希望する」といった、話し手の気持ちを表しています。
「申し上げます」は「申し上げる」と「ます」をつなげています。
「申し上げる」は「お」のついた言葉とともに使用をすると、その行為を受けるものへの敬いの意を表す表現になります。
「ます」は敬意を表す語です。
「末永い幸せをお祈り申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、結婚式のスピーチや手紙などで使われることが多いです。
結婚をした2人には、これからもずっと幸せでいて欲しいものです。
その気持ちを表す言葉になります。
また、おめでたい場なので、明るい言葉を使うことが望ましいです。
このような幸せを願う言葉には、明るいものを感じます。
結婚式に出席できないときには、手紙などで祝福をします。
その手紙の中でも使われる言葉です。
おめでたい場では、避けるべき言葉があります。
不幸や不吉を連想させる「痛い」「病気」など、別れを連想させる「終わる」「失う」などは避けるのです。
お祝いをする言葉を述べていても、不幸などを連想させる言葉を使ってしまっては、相手を不快にさせます。
「末永い幸せをお祈り申し上げます」を使った例文
・『明るく笑顔の日々となりますように。末永い幸せをお祈り申し上げます』
「末永い幸せをお祈り申し上げます」の返答や返信例
スピーチの場合は、この後にも話が続くので返答はしません。
返事をするならば、スピーチをした人に後で「ありがとうございます」など伝えるとよいでしょう。
手紙をもらったときにも、祝福してくれていることに感謝を伝えます。
口頭の場合も手紙の場合も、前向きな言葉を使うことが望ましいです。
不幸や不吉を連想させる言葉は使わないようにしましょう。
まとめ
この言葉は、結婚をする2人に向けて使われることが多いです。
結婚をした2人が、これからもずっと幸せであるようにと祈るものです。
祝福を伝えるときには、不幸などを連想させる言葉を使わないようにしましょう。