「本日は無礼講です」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「本日は無礼講です」とは?
「本日は無礼講です」は、上下関係や身分の違いを気にせずに楽しむ場合に使用される言葉です。
これは、多くの場合は宴会などで使用するものと言えます。
上司と部下の関係を気にすることなく楽しんでほしい場合に、「本日は無礼講です」と述べるのです。
なお、「礼講」とは、神様にお供えしたお酒を、身分の高い順番にもらう事です。
つまり、このような順番を無くすことを示して「無礼講」と表現しているのです。
このような席では、節度のある範囲で、上下関係や礼儀作法を省略して、その会や催しものを楽しむものなのです。
「本日は無礼講です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「本日は無礼講です」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、あなたが宴会の幹事を務めていたとします。
当日、参加者には気兼ねなく楽しんでもらうように案内することにしたのです。
このような場合には、「本日は無礼講ですので、存分にお楽しみください」と述べるとよいでしょう。
これにより、上下の関係を気にせずに楽しんでほしい事を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「無礼講です」の使い方に注意しましょう。
これは「無礼講でございます」のように言い換える事も可能です。
このように述べる事で、より丁寧な印象を相手に与える事ができるのです。
状況に応じて、柔軟に使い分けるとよいでしょう。
「本日は無礼講です」を使った例文
「本日は無礼講です」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を続けて述べると、自然な印象の表現を作成できるのです。
・『本日は無礼講ですので、存分にお楽しみください』
・『本日は無礼講ですから、どうかお気になさらずに』
・『本日は無礼講ですが、節度のある範囲で楽しんでください』
「本日は無礼講です」の類語と敬語での言いかえ
それでは「本日は無礼講です」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「本日は無礼講です」の類似表現
「本日は無礼講です」の類似表現には、「今日は無礼講です」があります。
「本日」と「今日」は、同じ意味で使用できる言葉なのです。
「本日は無礼講です」の敬語表現
「本日は無礼講です」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「本日は無礼講でございます」のように言いかえできます。
まとめ
このように「本日は無礼講です」は、上下関係や身分の違いを気にせずに楽しむ場合に使用される言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。