「何かお気づきの点がございましたら」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「何かお気づきの点がございましたら」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「何かお気づきの点がございましたら」について解説をします。

「何かお気づきの点がございましたら」とは?意味

気づいたことがあったなら、という意味です。

「何か」は、はっきりしない事柄を指す言葉です。

たとえば、「何か飲み物が欲しい」という場合は、緑茶やコーヒーなど特定の飲み物を指しているのではなく、漠然とあるものを指していることになります。

「お気づき」は敬意を表す表現です。

「気づく」には、今まで認識していなかったものに注意が向くという意味があります。

「点」はところ、箇所という意味です。

「ございましたら」は、「ございます」「たら」をつなげています。

「ございます」「ある」の意の丁寧語、「たら」は、実現していない動作や状態を仮に実現したとしていう意です。

この場合は、気づくということを仮定しています。

「何かお気づきの点がございましたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何か気づいたことがあったなら、声をかけて欲しいときや、連絡をして欲しいときに使用をします。

たとえば、今社内で建物の一部の修理をしているとします。

これによって、騒音が気になる、水がこぼれているなど、何らかの不都合なことが出てくる可能性があります。

そういった何か気になることがあったなら、工事をしている者に声をかけて欲しいです。

そのようなときにこの言葉を使用します。

この例の場合だと、工事をしている側が使います。

「たら」の後には、声をかけてください、連絡をしてくださいという意の言葉が続きます。

後に続く言葉も丁寧にします。

聞き手を敬う表現をしているので、目上の人や取引先の人などに対して用いても失礼にはなりません。

「ございましたら」「ありましたら」とすることもできますが、「ございましたら」の方が丁寧です。


「何かお気づきの点がございましたら」を使った例文

・『何かお気づきの点がございましたら、ご連絡ください』

「何かお気づきの点がございましたら」の返答や返信例

この後には、知らせてくださいという意の言葉が続くので、何か気づいたことがあったなら、この言葉を述べている人に声をかけて伝えたり、その会社などに電話やメールで連絡をしたりします。

どういったことに気づいたのか、具体的に伝えるようにしましょう。

何もなければ知らせる必要はありません。

また、無理に何かを探す必要もありません。

気がついたことがあったときにだけ知らせればよいです。

まとめ

この言葉は、気づいたことがあったら知らせて欲しいときに用います。

後に言葉をつなげて使ってください。

「何か」とはっきりしない物事を指しており、さまざまな場面で使用することができます。