「お話は伺っております」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お話は伺っております」とは? ビジネス用語【一語】

「お話は伺っております」という表現法についての解説です。

「お話は伺っております」とは?意味

「お話は伺っております」は、第3者から受け手である人物の話を聞いていますという意味で、ビジネスにおいては、第3者から会話の受け手である人物の話を聞いたという表現になります。

この表現のポイントは、第3者から言葉の受け手である人物のうわさや話を聞いたというような解釈である点です。

しかも「伺っております」という言葉が相手に対して敬意を示すので、ビジネス向けの表現で相手に対して敬意を示しつつ、あなたの話を第3者から聞きましたとなるのです。

「お話は伺っております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「お話は伺っております」は、ビジネスでは、相手側の受け手となる人物の噂とか話を第3者を通して聴いたという意味で使用します。

なので、注意すべく点は、第3者から聞いたということですから、第3者と自分が聞いた印象と異なる可能性がある得るというのがこの言葉の注意点でビジネスの商談の話をする場合においては、第3者の認識と自己の認識のずれが生まれる可能性があり得るのが注意すべく点です。

なぜなら、第3者という個人と自分とでは認識にずれがあるため、第3者の話をあまりうのみにするのは危険だということです。


「お話は伺っております」を使った例文

・『担当者よりお話は伺っております』
・『営業部よりお話は伺っております』

「お話は伺っております」の返答や返信例

「お話は伺っております」についての返事は、相手側が受け手である自分に対してどのようなことを第3者から聞いてこれから会話をしようとするかになるため、話を聞いてきたとされる人物と会話をすることが返事です。

よって、「営業部からお話は伺っています」と相手が前置きして本題になり、本題が答えという形になります。

なので、本題でどのようなことを話すかが答えで、相手側が話題を振り、それに答えるという形がこの言葉への返事です。

まとめ

「お話は伺っております」は、第3者から話を聞きましたというものなので、ビジネスの商談の話をする場合においては、第3者の認識と話を聞いて来た側の認識にはずれがある場合もあり得ます。

しかし、ずれがあってもどういった話をするかさえきちんと理解していればずれがあっても修正可能なので、この言葉は一応第3者の認識をうのみにし過ぎない限り安全です。

この表現のポイントは、相手に対して敬意を払っている点で、あなたの話を第3者から聞いたということについて敬意を示して表現しています。

敬意を示しているわけですから、受け手側は相手が敬意を表していると認識し、商談の話などに入る際両者とも商談の受け入れ態勢というものを取れるのです。

逆に、話し手側が前振りで敬意を示さなかった場合、商談に入りにくくなるから相手に敬意を払うとみてもよいのです。