この記事では「いつも感謝いたしております」について解説をします。
「いつも感謝いたしております」とは?意味
普段からありがたいと思っています、という意味です。
「いつも」には、普段、常にという意味があります。
「いつものをお願いします」「いつも笑顔でいる」のような使い方をします。
「感謝」は、ありがたいと思う気持ちを表すことです。
滅多にないこととしてありがたく思うことをいいます。
「いたし」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語です。
「ております」は「ています」の丁寧な言い方です。
動作や状態が続いて現在に至ることや、動作や作用の結果が今もあることを表します。
「いつも感謝いたしております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、普段から感謝していることを伝える際に用います。
「いつも」なので、一度だけ何かをしてもらったのではなく、普段から何かありがたく思うことがある際に使用するものです。
たとえば、普段から親切に世話をしてくれる先輩がいたとします。
困ったことがあるときには相談にのってくれたり、仕事のアドバイスをしてくれたり、何かと気にかけてくれています。
そのことに対して、後輩はありがたく思っています。
そのありがたい気持ちを後輩が伝える際に、このような言葉を使用します。
敬意を表す表現をしているので、下の立場の者から上の立場の者に対して述べるものです。
「いたしております」の部分は、「しております」と表現することもできます。
これでも失礼にはなりません。
下の立場の者に対して感謝することもあるでしょう。
その場合は、「感謝しています」「感謝している」「感謝しているよ」などの言い方をします。
具体的にどのような行為に対して感謝をしているのかも伝えると、より気持ちが伝わります。
「いつも感謝いたしております」を使った例文
・『アドバイスをしてくださり、いつも感謝いたしております』
「いつも感謝いたしております」の返答や返信例
「どういたしまして」という気持ちを表すとよいでしょう。
日本人は謙遜する傾向がありますが、感謝の気持ちを伝えられたときには、それを受け取っておけばよいです。
普段から世話をしていて、それに対して感謝の気持ちを伝えられたとします。
これからも世話をすることができるなら、そのことを伝えるとよいでしょう。
これからも面倒をみてもらえると思うと、心強く感じます。
まとめ
この言葉は、普段から何かをしてくれている人に対して、感謝の気持ちを伝えるものです。
「いつも」なので、たまたま何かをしてくれたときに使う言葉なのではなく、普段から何かをしてくれているときに使うものです。