「自己紹介をお願いします」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「自己紹介をお願いします」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「自己紹介をお願いします」について解説をします。

「自己紹介をお願いします」とは?意味

自分の名前、年齢、職業などを伝えてください、といった意味です。

「自己紹介」には、名前、年齢、職業などを自分で他人に伝えることという意味があります。

知っている人に伝えることではなく、初対面の人に伝えることをいいます。

「自己」は自分という意味、「紹介」は知られていないことを知らせることという意味です。

「お願い」「願う」の謙譲語、美化語です。

「お」をつけることで、相手に敬いの意を示したり、丁寧な表現になったりします。

「します」「し」は、動作や行為を行うという意味の「する」です。

「ます」は敬意を表す語です。

「自己紹介をお願いします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、就職の面接の際や、新入社員のあいさつのときに使用をします。

就職の面接では、応募者はまず自分のことを説明します。

名前や年齢などを試験官に伝えるのです。

自分からいきなり話し始めるのではなく、試験官に促されて名前などを伝えます。

その際に、試験官がこの言葉を使用します。

新入社員が会社に入った初日には、その会社や部署などの人たちにあいさつをします。

上司から新入社員の説明があり、その後に自分で自分のことを伝えます。

その際に、上司が「あなたのことを説明してください」という意味でこの言葉を使用します。

依頼をするときには「お願い申し上げます」という言葉が使われることがあります。

「申し上げる」「言う」の謙譲語です。

「します」よりも丁寧なのですが、自己紹介をするように求めるときには「お願い申し上げます」とはいいません。

上の立場の者から下の立ち場の者に対して、自己紹介をするように求めるので、「申し上げます」とすると不自然なのです。


「自己紹介をお願いします」を使った例文

・『それでは、自己紹介をお願いします』

「自己紹介をお願いします」の返答や返信例

自分のことを知らせるようにと求められているので、名前や年齢などを伝えます。

職場での自己紹介のときには、年齢を伝えないこともあります。

どのような内容を伝えるのかは、どのような場面なのかによって異なります。

就職の面の際なら、学校名や学部、力を入れてきた活動などを伝えます。

新入社員のあいさつの場合は、卒業した学校名や学部は必ずしも伝えなければならないものではありません。

まとめ

この言葉は、自分の名前などをいうようにと促すものです。

面接や新入社員のあいさつの際などに使用されています。

自己紹介を求められた側は、自分のことを知ってもらえるように説明してみてください。