「サービス向上に努めて参る所存です」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「サービス向上に努めて参る所存です」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「サービス向上に努めて参る所存です」について解説をします。

「サービス向上に努めて参る所存です」とは?意味

お客さまへの奉仕の質を高めていくつもりです、サービスをよりよいものにしていく考えです、といった意味です。

「サービス」は、商売での客をもてなすこと、商売で値引きをしたり、おまけをつけたりすることをいいます。

「向上」はよい方に向かうことです。

能力や程度などが、これまでよりもよい方向に進むようにすることをいいます。

「努め」「努める」のことで、力を尽くして励むという意味です。

「参る」「行く」の謙譲語、丁寧語です。

「行く」には、物事をするという意味があります。

「所存」は、考え、心に抱いていることという意味です。

「です」は敬意を表す語です。

「サービス向上に努めて参る所存です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、これまでよりもサービスをよいものにしていくつもりである気持ちを表す際に使用をします。

目上の人などに対して決意を表すとき、お客さまに向かってよいものにすると決意を示すときに述べるものです。

「所存です」「考えです」という意味で、そのつもりであるという気持ちを表します。

このような表現だと、「そうします」という強い意志は感じられません。

もう少し強く意志を示すならば「努めてまいります」と表現をします。

「参る」「行く」の謙譲語、丁寧語なので、この表現でも失礼にはなりません。

サービスの向上といっても、具体的にどのようなことをするのか伝えないと、口だけだと思われてしまいかねません。

具体的に何をするのか考えているなら、その事柄も伝えるとよいでしょう。

具体的な行動を示すことで、やる気が伝わります。


「サービス向上に努めて参る所存です」を使った例文

・『これからもサービス向上に努めて参る所存です』

「サービス向上に努めて参る所存です」の返答や返信例

多くの人に対して伝えられているときには返答はしません。

そういった考えを持っているのだなと理解しておきます。

個人的に伝えられているときには、応援の言葉をかけたり、具体的な行動を尋ねたりします。

「頑張ってください」は相手を低く見ているように感じられてしまうことがあるので、「期待しています」「励んでください」など別の表現をすることが望ましいです。

まとめ

この言葉は、お客さまへの奉仕をよりよいものにするつもりであることを伝えるものです。

お客さまへの奉仕をよりよいものにすることで、多くの人に喜んでもらえ、さらに業績がアップすることが期待できます。

どんなことができるのか具体的な事柄を考えてみてください。