「そうしましたら」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「そうしましたら」とは?
「そうしましたら」は、「そうしたら」を丁寧語で言い換えた言葉です。
「そう」は、「そのよう」と同じような意味で使用できます。
これが、より具体的に自分が例示できる場合には「こう」や「このよう」という表現になります。
また、相手からも自分からも遠いような事物を示す場合には、「あのよう」という表現になるのです。
ここでは「そうしたら」と言う言葉に、丁寧語の「ます」を付与して使用しています。
これによって、「そうしたら」が「そうしましたら」という形に変化しているのです。
「そうしましたら」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「そうしましたら」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、上司と会議時間を調整していたとします。
今日の夕方を候補時間にしたところ、上司の都合が合わなかったのです。
このような場合には、「そうしましたら、明日の15時ではいかがでしょうか」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の都合が合わない状況に対応していることを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「そうしましたら」の使い方に注意しましょう。
これは「そうであれば」のように言い換える事もできます。
ただし、「そうする」と「そうである」は、少しニュアンスの違う表現になります。
使用する状況に合わせて、適切な表現を選択するとよいのです。
「そうしましたら」を使った例文
「そうしましたら」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に応じた言葉を、続けて述べるようにするとよいでしょう。
・『そうしましたら、明日の朝ではいかがでしょうか』
・『そうしましたら、時間までには間に合いそうですか』
・『そうしましたら、こちらも柔軟に対応いたします』
「そうしましたら」の類語と敬語での言いかえ
「そうしましたら」の類語と敬語を解説していきます。
「そうしましたら」の類似表現
「そうしましたら」の類似表現には、「そうであれば」があります。
「そうしましたら」と「そうであれば」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「そうしましたら」の敬語表現
「そうしましたら」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「そのようでしたら」に言いかえできます。
なお、この場合は、どちらも丁寧語を使用した敬語表現になるのです。
まとめ
このように「そうしましたら」は、「そうしたら」を丁寧語で言い換えた言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。