この記事では「お仕事頑張ってください」について解説をします。
「お仕事頑張ってください」とは?意味
生計を維持するための仕事を困難にめげずにやり通してくださいという意味です。
「お仕事」は「仕事」に「お」をつけた美化語です。
仕事には、何かを作り出す行動、悪い行動をすることなどの意味がありますが、この場合は職業としての仕事を指しています。
「頑張って」は「頑張る」のことです。
頑張るにはいくつかの意味がありますが、ここでは困難にめげずにやり通すという意味で使用をしています。
「ください」は「くれ」の尊敬語で、相手に何かを求める意があります。
たとえば「手紙をください」という場合は、手紙を送るようにと相手に求めていることになります。
「お仕事頑張ってください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事は決して楽ではありません。
楽ではないことをしている人を励ましたくなることがあるでしょう。
この言葉は、応援する気持ちを伝えたり、励ましたりするときに用いるものです。
目上の人に対して「頑張ってください」と述べるのは不適切で、主に親しい人の間で使われてます。
たとえば、子どもから親や祖父母に対して、妻あるいは夫から配偶者に対してなどです。
親しい間でなら「頑張ってください」という言葉を使用します。
この場合は、無理をしてでもやり通してくださいという意味ではなく、応援したり、励ましたりする気持ちを込めて使っています。
クタクタになっていて、もうこれ以上無理などできないという雰囲気の人には、この言葉は使わないことが望ましいです。
これ以上無理をして、体を壊してしまう心配があります。
目上の人に対して応援や励ましの言葉を述べる場面は、昇進をしたり、異動をしたりするときです。
この場合は「頑張る」という言葉は使用せず、「活躍」という言葉を使用するようにします。
「頑張ってください」では上から目線に受け取られることがありますが、「ご活躍を祈念いたします」なら上から目線にはなりません。
昇進の場合は、お祝いの言葉も述べます。
異動の場合はこれまでお世話になったことへの感謝を述べると、こちら側の気持ちが十分に伝わることでしょう。
「お仕事頑張ってください」を使った例文
・『今日もお仕事頑張ってください』
「お仕事頑張ってください」の返答や返信例
励ましや応援をしてくれているので、その気持ちを受け取ります。
子どもが親に述べたなら、「頑張るよ」などの返事をするとよいでしょう。
まとめ
仕事をしている人を応援したり、励ましたりしたいときに用いる言葉です。
主に親しい間で使われるもので、目上の人に対しては使用しません。