この記事では「ご声援ありがとうございました」について解説をします。
「ご声援ありがとうございました」とは?意味
応援の声をかけてくれたことに対しての感謝の言葉です。
「ご声援」は「声援」に「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。
「声援」には、声を出して励ますことという意味があります。
「声」は、こえ、人のこえという意味を持つ漢字です。
そのため、「声援」は応援の仕方が拍手などではなく、声を使ったものであることを意味します。
「ご」は他人の行為を表す語につくと、その行為をする人に対する尊敬の意を表します。
ものの名につくと丁寧の意を表します。
「ありがとうございました」は感謝の気持ちを表す語です。
「ました」の「た」には、過去や完了の意があります。
「ご声援ありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が応援をしてもらったときに使用をします。
応援をしてもらえると、がんばろうという気持ちが高まってきます。
いつでも応援をしてくれる人がいるとは限らず、励ましの声をかけてくれる人がいることはありがたいことです。
その感謝の気持ちを表しています。
声援を送られるときとは、たとえば選挙の演説、マラソン大会などのスポーツ競技、講演会などです。
「ました」と過去や完了を表す表現をしているので、これから立ち去ろうとするときに使用をします。
これから話を始めるときや、まだ声援が続いているときには、「ました」という表現はしません。
その場合は、「ありがとうございます」と表現をします。
「ありがとう」よりも、「ございます」「ございました」をつけた方が丁寧な印象になります。
「ご声援ありがとうございました」を使った例文
・『みなさま、ご声援ありがとうございました』
・『大きなご声援ありがとうございました』
「ご声援ありがとうございました」の返答や返信例
大勢に向かって述べられており、返答をする必要はありません。
何か言葉を返すとすれば、「がんばってください」など応援の言葉を返すとよいでしょう。
声を出してはいけないこともあるので、その場の雰囲気から判断してください。
演説の場合だと、この後に話し手はその場を立ち去ります。
そのときには、拍手をすることがあります。
拍手で応援している気持ちや歓迎していることを示すのです。
音が小さくまばらな拍手では失礼になるので、大きな音を出すようにします。
まとめ
この言葉は、声援を送ってもらったことへの感謝を示すものです。
演説やスポーツ競技などの際に応援をしてもらえることがあります。
応援をしてもらえるのはありがたいことです。
その気持ちを示しています。