「一翼を担う」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「一翼を担う」とは?
「一翼を担う」は、全体の中で重要な役割を受け持つ場合に使用できる言葉です。
「一翼」とは、「ひとつの翼」の事です。
「翼」は、鳥でも飛行機でも、空を飛ぶためには欠かせない、重要なパーツです。
その中の一つの「翼」を担当するという事は、全体の中でも重要な役割を受け持つことを意味します。
これをビジネスで使用する場合も、組織の中で重要な役割のひとつを担当するような場合に「一翼を担う」と表現します。
このように述べる事で、重要な部分を受け持っている様子を、言い表す事ができるのです。
「一翼を担う」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「一翼を担う」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある後輩が著しく成長していたとします。
そしてついには、組織の中枢を担当するまでになったのです。
このような場合には、「著しく成長して、組織の一翼を担うまでになりました」と述べるとよいでしょう。
これにより、全体の中で重要な役割を受け持っている事を、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「担う」の使い方に注意しましょう。
これに丁寧語の意味を加えれば「担います」のようになります。
このように「ます」を付与するだけで、文章全体に丁寧なトーンを付け加える事ができるのです。
使う相手や状況に合わせて、語尾を変化させて使用するとよいでしょう。
「一翼を担う」を使った例文
「一翼を担う」を使った例文を挙げます。
例文のように、どこの一翼かが分かるようにすると、自然な印象の表現を作成できるのです。
・『ついには、部門の一翼を担うことになりました』
・『指導していた後輩が、チームの一翼を担うまでに成長しました』
・『立ち上げたばかりですが、会社の一翼を担うほどに重要な事業です』
「一翼を担う」の類語と敬語での言いかえ
「一翼を担う」の類語と敬語を解説していきます。
「一翼を担う」の類似表現
「一翼を担う」の類似表現には、「重要な役割を担う」があります。
「一翼」と「重要な役割」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「一翼を担う」の敬語表現
「一翼を担う」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「一翼を担います」に言いかえできます。
なお、この場合は丁寧語の「ます」を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「一翼を担う」は、全体の中で重要な役割を受け持つ場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。