「に準じて」という表現法についての解説です。
「に準じて」とは?意味
「に準じて」は、ビジネスにおいては、○○に応じてどうであるという意味です。
この表現法を用いれば、前例であれば前例に応じて何かを決めるということを指し、「給料に準じて」であれば、給料に応じてどうであるかを述べる表現になるのです。
そして、「準じて」という言葉には、ビジネスではお金関連の量りごととか、計測を用いることのほか根拠がどうあるかを示すワードなので好まれる表現法の一つになります。
「に準じて」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「に準じて」は、ビジネスでは、根拠がある物事に応じてという意味で使用します。
なので、お給料であれば、「給料に準じて」とあれば、給料は大小が存在していてどうあるかという根拠を示すために使用されます。
なので、注意点としては、この言葉は準ずるとあるように、根拠がある物事においてしか通用しない言葉になる点です。
だから、「給料に準じて」という言葉は、お給料というものが根拠がある物でそれに応じてどうあるかを意味します。
なお、「功労に準じて」とすれば、これは量りごとを意味し仕事への貢献の量を量りにかけてどうあるかを意味します。
「に準じて」を使った例文
・『仕事量に準じて給料をアップする』
・『支出に準じて売り上げ目標を掲げる』
「に準じて」の返答や返信例
「に準じて」は、根拠を示しているため、ビジネスでの返事は、根拠についてどうあるかを応えとします。
なので、「仕事量に準じて給料をアップする」という根拠であれば、これは正当だと思うのであれば、「その通りです」と回答するのが返答及び返信の例です。
無論、「仕事量だけでお給料を上げるのはどうかと」と言って反対意見を出し、「資格とか難易度の高い仕事を受け持っている人物こそ給料アップが必要です」と回答するのも答えになります。
まとめ
「に準じて」という表現は、ビジネスにおいて好まれる表現の一つでその理由においては、ビジネスでは、量りごと根拠がある物事についてこのワードを使用すると結果がどうあるかを示すことが可能なので好まれる表現法の一つとなります。
たとえば、「仕事量に応じて給料アップ」であれば、根拠が仕事の量で、量りごとになっている物がお給料になります。
ただ、このワード根拠がないことについては表現において貧弱になり、「美人はお金に準じて結婚相手を選ぶ」という具合に根拠が明確でない物に対しては、「準じて」という根拠や量りごとを意味する準ずるという言葉の意味が弱くなるのです。
もっと言えば、「に準じて」は、客観的な意見を述べれば、準ずるという後に続いていく絶対的な結末という意味も薄れるので単なる客観的な意見でしかなくなるというわけです。
