「力を入れていきたいと思っております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「力を入れていきたいと思っております」とは?
これは、何かに注力していきたい気持ちを言い表したフレーズです。
「力を入れる」とは、「注力する」などと同等の意味を持ちます。
他よりも特に重要視して取り組む様子を、「力を入れる」という言葉で表現できるのです。
ここでは「力を入れていく」という表現にしています。
これは、未来に向けての継続した行為を表現したものです。
さらに、「思っております」は「思っています」を謙譲表現にしたものです。
そして「思っています」は、「思う」を丁寧語にして、現在進行形に言い換えたものなのです。
「力を入れていきたいと思っております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたの会社が新分野に参入したとします。
そして、今後はこの分野でのビジネス拡大を狙っていたのでした。
このような場合には、「今後は、この分野に力を入れていきたいと思っております」と述べるとよいでしょう。
これにより、注力していくつもりであることを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「思っております」の使い方に注意しましょう。
これは、「思っています」を謙譲語にしたものです。
どちらも同じ意味ですが、謙譲語の意味に違いがあるのです。
実際の状況によって、適した言葉を選ぶようにするとよいでしょう。
「力を入れていきたいと思っております」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、力を入れる対象を先に述べると、自然で分かりやすい表現を作成できるのです。
・『この分野に、力を入れていきたいと思っております』
・『今後は新規事業に、力を入れていきたいと思っております』
・『これからは人材育成に、力を入れていきたいと思っております』
「力を入れていきたいと思っております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「力を入れていきたいと思っております」の類似表現
この言葉の類似表現には、「力を入れていくつもりです」があります。
「いきたいと思っております」と「いくつもりです」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「力を入れていきたいと思っております」の敬語表現
「力を入れていきたいと思っております」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「力を入れてまいる所存でございます」に言いかえできます。
まとめ
このように「力を入れていきたいと思っております」は、何かに注力していきたい気持ちを言い表したフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。