「以上、ご回答申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「以上、ご回答申し上げます」とは?
「以上、ご回答申し上げます」は、相手に回答を伝える場合に使用できる言葉です。
「以上」とは、「数量などが何かよりも上であること」を示します。
しかし、今回の例文のように使用した場合は、「終わり」を意味します。
つまり、箇条書きや、列挙するような場合、全て述べ終えた事を示す場合に「以上」という言葉を使用するのです。
なお、「回答」は何かに対する返答を意味します。
ここでは接頭語の「ご」を付与して「ご回答」とする事で、相手に敬意を示しています。
また、「申し上げます」は「言う」を意味する謙譲語です。
これを使用する事で、相手に敬意を示す言葉になるのです。
「以上、ご回答申し上げます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「以上、ご回答申し上げます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、取引先から質問のメールがあったとします。
質問が複数あったため、一つずつ列挙して回答したのでした。
このような場合には、「以上、ご回答申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、回答を全て終えた事を、上手に言いかえて相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「ご回答申し上げます」の使い方に注意しましょう。
これは「ご回答いたします」のように言いかえる事も可能です。
どちらも謙譲語の表現ですが、「申し上げます」を使用したほうがかしこまった印象の言葉になるのです。
使用する相手や状況に合わせて、適切な言葉を選択して使用するとよいでしょう。
「以上、ご回答申し上げます」を使った例文
「以上、ご回答申し上げます」を使った例文を挙げます。
例文のように、「回答する」の語尾を変化させる事で、表現のバリエーションを生みだす事が可能です。
・『以上、ご回答申し上げます』
・『以上、ご回答いたします』
・『以上、ご回答します』
「以上、ご回答申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
「以上、ご回答申し上げます」の類語と敬語を解説していきます。
「以上、ご回答申し上げます」の類似表現
「以上、ご回答申し上げます」の類似表現には、「以上、ご返答申し上げます」があります。
「ご回答」と「ご返答」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「以上、ご回答申し上げます」の敬語表現
「以上、ご回答申し上げます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「以上、ご回答いたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「以上、ご回答申し上げます」は、相手に回答を伝える場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
