「以上、ご説明申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「以上、ご説明申し上げます」とは?
「以上、ご説明申し上げます」は、説明を終える場面で使用できる言葉です。
「以上」は、「何かよりも上であること」を意味します。
これは、何かの比較対象があって、数量や程度などが上回る場合に「以上」という言葉を使用します。
しかし、今回の例文のように使用する場合、前述した内容を「終えること」を意味します。
つまり、何かの説明を列挙していき、それを全て述べ終えた場合に、「以上、ご説明申し上げます」という言葉を使用できるのです。
このように述べる事で、前段で実施した説明が最後まで終わった事を相手に伝達できるのです。
「以上、ご説明申し上げます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「以上、ご説明申し上げます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが資料を作成していたとします。
その資料の中には、各項目の説明が記載されていたのでした。
このような場合には、文末に「以上、ご説明申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、全ての説明が終わった事を、上手に言いかえて相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「ご説明申し上げます」の使い方に注意しましょう。
これは「御声明いたします」のように言いかえる事もできます。
どちらも同じような意味で使用できますが、印象の違う表現になると言えます。
よりかしこまった表現になるのが、「ご説明申し上げます」という言葉なのです。
使用する状況によって、上手に使い分けるとよいでしょう。
「以上、ご説明申し上げます」を使った例文
「以上、ご説明申し上げます」を使った例文を挙げます。
例文のように、敬語の程度に合わせて、語尾を上手に変化させるとよいでしょう。
・『以上、ご説明申し上げます』
・『以上、ご説明いたします』
・『以上、ご説明します』
「以上、ご説明申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
「以上、ご説明申し上げます」の類語と敬語を解説していきます。
「以上、ご説明申し上げます」の類似表現
「以上、ご説明申し上げます」の類似表現には、「以上、ご説明差し上げます」があります。
「申し上げます」と「差し上げます」は、同じような使い方ができる言葉なのです。
「以上、ご説明申し上げます」の敬語表現
「以上、ご説明申し上げます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「以上、ご説明いたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「以上、ご説明申し上げます」は、説明を終える場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
