この記事では「今一度確認させていただきたく」について解説をします。
「今一度確認させていただきたく」とは?意味
もう一回確認をしたい、といった意味です。
「今一度」には、もう一度という意味があります。
「今」は副詞的に用いられた場合、さらに、そのうえ、もうという意味になります。
「確認」は、はっきりと確かめることという意味です。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めることによって、その動作を遠慮しながら行う意を表します。
許しを求めて動作をする意を込めることで、相手に敬意を表しています。
「たく」は話し手の希望を表す語です。
「今一度確認させていただきたく」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、前に一回確認をしているけれど、もう一度確認をしたいときに使用をします。
はじめて確認するときには使用しません。
「させていただきたく」なので、話し手側が確認をしたいという意味です。
たとえば、他社と共同でイベントを開催することになったとします。
それぞれ役割分担は決めてあり、当日はその役割分担に従って行動をします。
すでに話し手側は役割について知っているのですが、もしかしたら間違っているかもしれないし、失敗があってはいけないと思い、確認をすることにしました。
そういったときに、この言葉を使用します。
「たく」の後には、連絡しましたという意の言葉が続くことが多いです。
「させていただく」は相手に許しを求める必要があるときに使用をするものです。
許しを求める必要がなければ「確認のため」などと表現をします。
「たく」の後に言葉を続けるのではなく、「させてください」「させていただきます」など言葉を切ることもできます。
「今一度確認させていただきたく」を使った例文
・『今一度確認させていただきたく、ご連絡いたしました』
「今一度確認させていただきたく」の返答や返信例
何かを確認したいようなので、相手が尋ねている事柄に返事をします。
日程の確認の場合なら、○○日ですと具体的な日にちを示します。
資料の内容についての確認の場合は、間違っていなければ「それであっている」の意を伝え、間違っていれば訂正をします。
些細な間違いを放置することで、大きなミスにつながる可能性があるので、小さなことでも間違っているなら訂正をしましょう。
手間がかかり面倒かもしれませんが、確認作業を怠ってはいけません。
まとめ
この言葉は、前に確認をしているけれど、もう一回確認をするときに使用をします。
再度確認をしておけば、ミスを防ぐことにつながるでしょう。
面倒に感じても、確認をしておくことは大切です。