「一度お伺いしたいと存じております」というビジネス用語の意味・使い方・類語・英語を分かりやすく解説します。
「一度お伺いしたいと存じております」とは?
「一度お伺いしたいと存じております」とは、「一度、あなたの元へ訪問させて頂きたいと思っています」ということを意味している敬語のビジネス用語です。
「一度お伺いしたいと存じております」は、「お伺いしたい」が「おの丁寧語+行くの謙譲語」になっています。
「存じております」は「思っているの謙譲語+丁寧語のます」になっています。
「一度お伺いしたいと存じております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「一度お伺いしたいと存じております」のビジネスでの使い方は、「今までまだ会ったことのない目上の相手(取引先の相手など)」に対して使うという使い方になります。
「初めて(まずは一度)相手に会いたいと思っている気持ち」を敬語で丁寧に伝えたいときに使われるフレーズなのです。
使うときの注意点としては、「同僚・後輩・部下など自分と同等以下の立場の相手」には使わないということが挙げられます。
「一度お伺いしたいと存じております」を使った例文
「一度お伺いしたいと存じております」のビジネス用語を使った例文を紹介していきます。
・『この度の契約内容について詳しいご説明を差し上げたいので、一度お伺いしたいと存じております』
・『一度お伺いしたいと存じておりますので、ご都合のよろしい日時を教えて頂ければ幸いでございます』
・『ご迷惑でなければ一度お伺いしたいと存じております。弊社にご質問やご用命などがございましたら遠慮なくおっしゃってください』
「一度お伺いしたいと存じております」の類語での言いかえ
「一度お伺いしたいと存じております」という言い回しの類語での言い換えを紹介していきます。
「一度お伺いしたいと存じております」の類似表現
「一度お伺いしたいと存じております」の類似表現には、以下のような言い回しがあります。
・『一度ご訪問したいと思っております』
「一度お伺いしたい」の言い回しは、「一度ご訪問したい」の表現に言い換えることができます。
・『一度お伺いしても良いでしょうか』
「一度そちらに行っても良いですか」を、シンプルに敬語で聞きたいときに使える言い回しです。
・『一度ご尊顔を拝謁したいと存じております』
「ご尊顔を拝謁したい」は自分よりもかなり立場や地位が上の相手に対して使える敬語表現です。
「一度お伺いしたいと存じております」の英語表現
・『I want to visit you once』
英語でシンプルに「あなたの元を一度訪ねたい」と伝えたい場合には、この英語表現が使えます。
・『I would like to visit you once』
「一度あなたのところへお伺いしたい」を婉曲的に丁寧に表現している英文になります。
まとめ
「一度お伺いしたいと存じております」というビジネス用語を徹底的に解説しましたがいかがでしたか?
「一度お伺いしたいと存じております」の意味・使い方・類語・英語について調べたいときは、この記事をチェックしてみてください。