この記事では「身に余るお見舞いをいただきありがとうございました」について解説をします。
「身に余るお見舞いをいただきありがとうございました」とは?意味
お見舞いの品をもらったことへのお礼の言葉です。
「身に余る」には、自分への取り扱い方が身分や業績を超えてよすぎるという意味があります。
謙遜しながら感謝の気持ちを伝えるときにも用いられます。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「ありがとうございました」は、感謝をしているさまを表します。
「ございました」は、「ある」の意の丁寧語の「ございます」と、動作や作用が過去に行われた意や、動作や存在の確認の意を表す「た」をつなげています。
「身に余るお見舞いをいただきありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、お見舞いへのお礼を伝える際に用います。
お見舞いの言葉や品が、身分を超えてよすぎるとはあまりいいません。
謙遜の気持ちを込めて「身に余る」を使うこともありますが、お見舞いに対してのお礼ならば、別の言葉で表現した方がよいでしょう。
相手の厚意の程度が大きいことを表したいならば、「丁寧な」「丁重な」などの言葉を使うことができます。
入院中であれば、無理をしてお礼を伝える必要はありません。
退院をしたときには、お見舞いをしてくれたことへのお礼と、体調が快復したことの報告をします。
退院後、10日から1か月以内にお礼を伝えるようにします。
退院後は、普段の生活に慣れるために苦労をしたり、身の回りの整理をしたりなどで、お礼状を書く時間をとることが難しいと思います。
そのため、退院直後でなくても構いません。
お礼を伝える際には、忌み言葉を使わないようにしましょう。
病気や死を連想させるもの、重ね重ね、ますますなど繰り返しを意味する言葉は避けます。
「身に余るお見舞いをいただきありがとうございました」を使った例文
・『身に余るお見舞いをいただきありがとうございました。おかげさまで、無事退院することができました』
「身に余るお見舞いをいただきありがとうございました」の返答や返信例
お礼の手紙を書けるということは、体調がある程度よくなってきていると思われます。
元気そうならば、体調がよくなってきていることを喜ぶ自分の気持ちを伝えるとよいでしょう。
退院をしている場合は、退院できたことへの祝いの言葉を伝えます。
まとめ
この言葉は、お見舞いへのお礼の言葉です。
相手の厚意の程度が大きいことは、他の言葉でも表すことができます。
お礼の言葉は一つだけではないので、そのときどきにあった言葉を選んでみてください。
大切なのは、気持ちを伝えることです。