「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」とは? ビジネス用語【一語】

「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」という言い回しについての解説です。

「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」とは?意味

上記のワードは、目上の人に対して、進展状況を教えてくれるとありがたいという意味です。

なお、この言い回しのポイントは、ご教授いただけましたら幸いですという部分にあり、この部分が目上の人に対して敬意を払いつつ自分を下手にしてへりくだった物言いをすることで目上の人に対して低姿勢で自分の要望である進展状況を問いただしています。

「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」は、ビジネスにおいては、目上の人に対して、どの程度進展しているかを問い合わせるために使用します。

なので、注意すべく点はこの言い回しは、目上の人や、自分よりも偉い立場にある人に向けた言い回しになるので、自分と同格の人物に対して使用した場合、なぜ自分を下手にしてものを言うのかという点に疑問を持たれるので注意です。

もっと言えば、「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」は同格の人物に対して使用した場合、よそよそしいという印象を与えるので望ましい表現法ではないといえます。


「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」を使った例文

・『部長、進捗状況をご教示いただけましたら幸いです』
・『課長、私の発案したプロジェクトの現在の進捗状況をご教示いただけましたら幸いです』

「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」の返答や返信例

「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」
上記についての返事は、進展状況を教えてあげるか教えないかが返事です。

よって、「進展状況は70%だ」と言えば、進展状況を教えたことになり、「わからない」という返事も一応進展状況を教えようとした結果になります。

無論、「教える必要性があるのか?」と相手に問うのもよく、この言葉に対して返事をするのは偉い立場にある人なので、会社においては、一社員より偉い立場なので偉そうに返事をしてもよいでしょう。

まとめ

「進捗状況をご教示いただけましたら幸いです」については、目上の人を対象にして、進展率を教えてほしいと述べているので、丁寧さを謙虚さを押し出したものの言い方になり、目上の人に対して失礼が内容に言い表した言葉です。

ただし、この言葉を使用したからと言って、相手側が進展率を教えるかどうかについては未知数になります。

つまり、教えたくないと相手が思っていて、相手が上司であれば、教えないと言われるとそれに従う必要性があるのがこの言葉への回答に結果になります。