この記事では「価格を改定させていただくことになりました」について解説をします。
「価格を改定させていただくことになりました」とは?意味
商品の値段を変えることになりました、という意味です。
「価格」は商品を売買するときの金銭の値をいいます。
「改定」は法律や制度などをこれまでのものから新しくすることです。
定められていたものを、古いものから新しいものに定め直すことをいいます。
「させていただく」は、相手に許しを求めることによって、その行為を遠慮しながら行う意を表します。
このような表現で相手に敬意を表しています。
「なりました」は、そのような状態であるといった意味です。
「なり」はある状態に変わるという意味の「なる」、「まし」は敬意を表す語の「ます」、「た」は過去や完了を表す「た」を指します。
「価格を改定させていただくことになりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は商品の価格を変えたときに使います。
ある日突然商品の価格が変わると、普段購入していた人たちは驚くことでしょう。
あらかじめ伝えておけば、心の準備ができたり、安いうちに買いだめをしたりなどができます。
「価格が変わりますよ」ということをあらかじめ伝えておくのです。
伝える方法は、ホームページに掲載する、テレビなどを通じてお知らせする、広告を出すなどがあります。
ホームページは、その商品に興味がある人が主に見ます。
普段利用している人の目につく可能性があります。
テレビを通じてお知らせをすると、多くの人の目に触れます。
普段利用している人も、利用していない人も知ることになります。
広告は一部の人の目にしか触れない可能性があります。
また、広告料が気になります。
「価格を改定させていただくことになりました」を使った例文
・『○月○日から価格を改定させていただくことになりました』
「価格を改定させていただくことになりました」の返答や返信例
大勢の人に対してお知らせの形で伝えられており、返事をする必要はありません。
価格が高くなる場合は、抗議をしたくもなるでしょう。
しかし、販売する側も本当は価格を変えたくないはずです。
やむを得ず価格を変えるのです。
販売側は抗議の受けつけは行っていません。
コールセンターが設置されていることもありますが、これは商品についてわからないことを尋ねるためのものです。
抗議のためのものではありません。
まとめ
この言葉は商品の値段を変えることをお知らせする際に用います。
価格を変えることは心苦しいことでしょう。
しかし、そうしなければならないこともあります。
価格を変えると決まったならお知らせしましょう。