「本日の会議は以上になります」を解説していきます。
気になるビジネス敬語を、正しく学びましょう。
「本日の会議は以上になります」とは?
「本日の会議は以上になります」は、社内会議やウェブ型のミューティングを終了させるひと言です。
会議の進行役を務めている人、部署のトップの人が終わりの言葉として使います。
この場合の「以上」とは、締めを指しています。
これ以上続かないことを、お知らせする表現です。
「本日の会議は以上になります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「本日の会議は以上になります」は、おもに社内の打ち合わせで用いる表現です。
シンプルな言い方なので、10分くらいの朝ミーティングで使います。
今日のそれぞれの業務内容を確認するなど、毎朝のコミュニケーションの場で用いられることが多いです。
一方で「本日の会議は以上になります」は、取引先との打ち合わせには相応しくない表現です。
人によっては高圧的に感じられてしまうので、ほかの言い回しにかえるなど配慮をにじませていきましょう。
参加してくれた方にお礼の言葉を加えて、温かい関係性を保っていきたいです。
「本日の会議は以上になります」を使った例文
・『本日のテレビ会議は以上になります。お疲れさまでした』
・『本日の会議を、終了させていただきます』
・『本日の会議を閉会いたします。ありがとうございました』
「本日の会議は以上になります」の類語や敬語での言いかえ
「本日の会議は以上になります」の言いかえとして「本日の会議を、終了させていただきます」があります。
「以上になります」に比べて、柔らかな言い方に聞こえます。
「お時間となりましたので」などクッション言葉を添えると、配慮したフレーズになります。
「本日の会議は以上になります」の類似表現
「本日の会議は以上になります」の類語として「会議終了のお時間となりました」があります。
あらかじめ時間を区切って、情報伝達をおこなうときに使いやすいです。
「この辺りで、締めさせていただきます」も同じように使えます。
「本日の会議は以上になります」の敬語表現
さらに丁寧な言い方にしたいなら「本日の会議を閉会いたします」と伝えます。
「お忙しいなかお集まりいただき、誠にありがとうございました」と出席者に対する労いの言葉も忘れないようにしましょう。
ひと言添えるだけで、雰囲気よくまとめられます。
「本日の会議は以上になります」の返答や返信例
このようなフレーズに対して、どのように返信すればいいでしょうか。
この言葉は不特定多数に向けて、発する表現です。
そのため会釈したり、小さな声で「ありがとうございました」と呟いたり、控えめな対応で返しておきましょう。
悪目立ちしない大人な振る舞いを、心がけておきたいです。
まとめ
「本日の会議は以上になります」の意味と使い方をおさらいしました。
この表現は社内会議など、くだけた席で用います。
シンプルな表現のため、お客様を迎え入れる席では、あまり用いないようにしましょう。
他の言い回しも覚えて、仕事で活用してみてください。