「延べ人数」という表現法についての解説です。
「延べ人数」とは?意味
「延べ人数」は、ビジネスにおいては目的を達成するために動員した人数のことを意味します。
なので、家を建てる際、3人で家を建てて30日かかった場合、「延べ人数」は、動員した人数と日数を掛け算して90人です。
よって、「延べ人数」は、あくまで目的達成のために使用した日数と動員した人数を掛け算したものを意味します。
そのうえで、「延べ人数」は、少ない人数でもたくさんの人員を導入したと印象付けることが可能なので、言い方が悪いんですがアトラクションなんかであれば、たくさんの人が来場したという印象を与えるのです。
「延べ人数」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「延べ人数」は、ビジネスにおいては、印象付けを行うために使用します。
その印象付けについては、例えば人気アトラクションを運営していて観客動員数が「延べ人数」で計算すれば、何回も同じ人が乗っていてもカウントされるためたくさん見積もることが可能なので、データの数字を大きく見せるために使用します。
よって、注意すべく点は、実人数という言葉と比較した場合、本当は全然来場者者が来ていないというケースもあり、同じ人物ばかりが集計されているということもあり得るのです。
「延べ人数」を使った例文
・『延べ人数90名で仮設住居を作る』
・『延べ人数120名によるビル建設が完了する』
「延べ人数」の返答や返信例
「延べ人数」についての返答及び返信ですが、これは人数とかかった日数から最大で何人来たかというデータになるので、データを信用するというのが返事です。
なので、返事は、「わかった」とか「そうか」としか言えず、延べ人数が示す人数に対して信用するというのが答えになります。
無論、「本当にこの人数であっているのか?」と問いただして日数と一日当たりの人数があっているかを再計算を求めてもよいです。
まとめ
「延べ人数」は、早い話がデータの統計を多く見せる手法で、実人数であれば、同じ人をカウントに入れません。
ですが、「延べ人数」であれば同じ人物を日数にカウントして入れるため大きく見せることが可能です。
ですが、実際は少ない人数を大きく見せているだけなので、実人数を教えてと言われると途端に数字が小さくなるなど実は数を多く見せるために同じ人物を動員していたという事実が分かったりと何かと問題があるのが「延べ人数」です。
だから、ビジネスにおいては、実人数のほうが知りたいというのは「延べ人数」は、リピーターという存在に疑いがあり、数字を大きく見せるためのエキストラではという疑いがあるがゆえ、実人数のほうが知りたいという企業もあります。