「価格協力をいただきたいと存じます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「価格協力をいただきたいと存じます」とは?
「価格協力をいただきたいと存じます」は、価格協力してもらいたい場合に使用できる言葉です。
「価格協力」とは、「価格面で協力すること」を意味します。
これは、多くの場合に「費用を下げてもらうこと」と同義の言葉だと言えます。
また、ここでは「いただきたいと存じます」という表現を使用しています。
「いただきたい」は「もらいたい」を謙譲語にしたものです。
そして「たい」には、自分の希望を表現するような意味があるのです。
また、「存じます」は「思います」を謙譲語にしたものです。
このことからも、この言葉の中には二つの謙譲語が使われていると分かるのです。
「価格協力をいただきたいと存じます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「価格協力をいただきたいと存じます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、取引先と費用交渉していたとします。
そして、相手の提示額を少しでも減額させないと、社内承認をえられないのでした。
このような場合には、「差し支えの無い範囲で構いませんので、価格協力をいただきたいと存じます」と述べるとよいでしょう。
これにより、価格を下げてほしいという事を、上手に言い換えて相手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「いただきたいと存じます」の使い方に注意しましょう。
これは「いただければと存じます」や「いただけますと幸いです」など、別な表現に言い換える事も可能です。
どれも同じような意味ですが、少しニュアンスの違う表現になるのです。
使用する状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「価格協力をいただきたいと存じます」を使った例文
「価格協力をいただきたいと存じます」を使った例文を挙げます。
例文のように、価格協力の程度などを先に述べるようにすると、自然な文章を作成できます。
・『可能な範囲で、価格協力をいただきたいと存じます』
・『少しでもよいので、価格協力をいただきたいと存じます』
・『差し支えのない範囲で、価格協力をいただきたいと存じます』
「価格協力をいただきたいと存じます」の類語と敬語での言いかえ
「価格協力をいただきたいと存じます」の類語と敬語を解説していきます。
「価格協力をいただきたいと存じます」の類似表現
「価格協力をいただきたいと存じます」の類似表現には、「価格協力をいただきたいと思います」があります。
「存じます」と「思います」は、謙譲語の有無に違いがあるだけの、同じ意味の言葉だと言えるのです。
「価格協力をいただきたいと存じます」の敬語表現
「価格協力をいただきたいと存じます」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「価格協力をいただけますと幸いです」に言いかえできます。
まとめ
このように「価格協力をいただきたいと存じます」は、価格協力してもらいたい場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
